Contributed by anna magazine

By / mar.15.2019






「自分の心に正直でいる。それが強さにつながっている」


「彫刻には真面目なイメージがあったので、B-BOYを彫っていいのか? という迷いも最初はありました。でも、自分の好きなものはブレイクダンスと彫刻。ならば正直に生きよう。他にはないし、絶対面白い! 予備校生の頃からずっとそう思っていました」

高校生で始めたブレイクダンスは、アメリカのカルチャー。でも自分は日本人。それをどうミックスして、自分だけの表現に変えるか。そこで行きついたのが、日本が世界に誇る木彫道具を用いた彫刻だ。誰にも真似できない表現方法は、小畑多丘さんの強い意識から生まれてくる。


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「自分が本当に好きなものは何か? それを常に自問自答しています。例え直感で何かを手にした時も、『何でこれを選んだのか?』と問う。情報過多なこの時代を生きていると、無意識にも周りからの影響を受ける。だからこそ、自分のマインドに素直であるために、毎回立ち止まってみることが大切なんです」

現在は3Dスキャンや3Dプリントなどを用いて、彫刻の魅力を新しい方法でも発信。同時に写真や映像を手がけるなど、彫刻以外の表現方法にも力を注ぐ。


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ワイドレッグカーキパンツ¥7,900
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「彫刻自体、実はかなりシンプルな表現方法。そこが好きだし、これは僕のベースになってます。粘土の“盛る”(モデリング)と違い、“彫る”(カービング)という木彫りは粘土と使う脳も全然違うんです。そんなところも面白いし、木彫ならではのエッジも好きです。僕の作品はレーザー水平器で測り、完全なる水平垂直を取り入れています。これによって緊張感が生まれるんですよ。新しい素材じゃなくても、こんなに面白いことができる。それを発信していきたいですね」

GAP MOMENT. そのままが、かっこいい。

 


小畑多丘/1980年、埼玉県生まれ。高校生で始めたブレイクダンスをテーマに彫刻作品を手がける。2008年、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。修了制作の彫刻が東京都開催の「ワンダーウォール」で大賞受賞。2014年にはNYで個展を開催するなど、国内外で注目されるアーティスト。

Photograph: Kazuhiro Fujita
Text: Akemi Kan
Styling: Ryota Yamada
Hair & Make-Up: Yoshikazu Miyamoto (BE NATURAL)


GAP MOMENT. そのままが、かっこいい。
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