出版社の日常-#6

本と文房具
〜bookmarker〜

Photo & Text: TWO VIRGINS

People / nov.28.2018



“皆さまのライフスタイルにちょこっと混ぜていただきたい出版社”トゥーヴァージンズが、出版社ならではの視点で切り取った本のこと、書店のこと、出版業界のことをあれこれと綴るこの連載。
今回はトゥーヴァージンズの、自称・文房具担当者がお届けします。

これだけITが発達しているにもかかわらず、紙に文字を書く機会が1日1回くらいはあるのではないだろうか。
手紙や年賀状といったものは、メール、LINEに代替されつつあるが、勉強、仕事など様々なシチュエーションで書きものをすることはいまだに多く、その時には文房具がひょっこり顔を出しているはずだ。
それほど出現頻度が高いはずなのに、どうも文房具をこだわってる人が少ないと感じてしまう、(それは僕が文房具好きだからというのもあるが…)いや、こだわらなくていい。ちょっとだけでも意識して大切にして頂きたい…!

僕らの社内にはこんな人間がいる。

毎日使うペンが変わる、どこかで拾ってきているんだろうか?
メモを取るのにマジックペン(太字)を使っている、書きにくいし裏写りハンパないって!
書ければいいという感覚だろうか…。

本当は、その人にあった文房具が必ずある。


"bookmarker"
―――読みかけの本に挟んで目印にするもの、いわゆる「しおり」のこと。
しおりが文房具にカテゴライズされるのかという疑問はあるが、僕としては勝手に文房具として扱わせて頂く。
しおりは本によっては、スピン(紐)が付いている場合もあるし、文庫本などには、出版社や書店が広告を入れた紙片が挟まっていることもある。

しおりの歴史は古く、紀元1世紀半ば、キリスト教聖職者が信仰の対象である聖書に敬意を表しつつ読み進めるため、僧衣の一部を挟んだことが始まりだそうな。今では、紙製・木製・金属製などや、デザイン性や優れたアイデアのしおりが沢山ある。
しかし、市販のしおりをわざわざ購入する人は少ないのではないだろうか。
しおりは無くても困ることはないが、あれば便利だし、読書を楽しくしてくれるものでもある。そこで今回は僕がこれまでに書店で購入した素敵な名脇役のしおりを紹介したい。


BOOK DARTS



本やノートなどにしおりとして使えるブックダーツ。入れ物も丸くてかわいいし、小さいので持ち運びにも邪魔にならない。


一缶に75個入っている。


素材は真鍮・ブロンズ・ステンレスと3種あり、それぞれの数量は均一ではない。簡単に差し込むことができ、本を傷めることもない。しおりとしてではなく付箋としても効果を発揮できそうだ。気になった個所のアンダーライン代わりに、気に入ったフレーズの印に、といった使い方ができそうだ。何度でも付け直しができるので、付箋のように粘着力が衰えることもない。


紙のしおりと違って場所を指定するようにはさめるので、どこまで読んだのかがはっきりわかる。


薄いため本を厚くすることがないのもいい。
デザインもおしゃれで3色使い分けられて楽しめる。



フィルムしおり



フィルムに見立てたしおり。透明素材なので、白い紙の上などに置くと画像が映えて綺麗。
フィルムの写真はウユニ塩湖。南米のボリビアにある塩湖。雨季に雨が降り条件がそろうと一面鏡張りとなり、幻想的な景色が広がる。


半透明なため手に持っていると写真が見づらいが、本に挟んだときに絵柄が映えてきれい。
ちょっとしたプレゼントとしても喜ばれそう。



本のアクセサリー
―――自分が読んだページは覚えている、本の隅を折り曲げる、適当な紙切れで十分という人もいるだろう。
けれど、しおりは本のアクセサリーみたいなもの。
読む本によってしおりを変えてみたり、普段は使わない人も、ちょっとしおりにこだわってみてはいかがだろうか。
本を読むのがもっと楽しくなるかもしれない。

もし文房具のことで何かあればぜひ弊社の文房具担当宛(自称)にお声がけ頂きたい。書きやすいペンが欲しいけどたくさんありすぎて何がいいか分からない、こういうのが欲しいんだよな、などなんでも。いや、むしろこちらから「そのペンいいですよね」「かわいい付箋使ってますね」「その手帳便利ですよね」といったお声がけを積極的にさせて頂きます。

皆さまのライフスタイルに本だけでなく、文房具でもちょこっと混ぜて頂きたい出版社…にしていきたい。


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過去の記事はこちら↓
#1- WHOLE EARTH CATALOGって知ってる?
#2- 魅力あふれる名書店3選
#3- 出版社の野外活動
#4- 書を持ち街に出よ
#5- 僕らのこと

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