GIRL EXPLORERS vol.03 -Ayumi Yamaki-

Photograph : Yoshiaki Nakada
Text : Aika Matsuzaki

People / apr.12.2019

「旅先で、あと1日あったら何をする?」


さまざまなスタイルで暮らす女のコたちの妄想DAY TRIPを紹介する
「THE GIRL EXPLORERS」。
第3回目はGAPで働く、
山木アユミさんの妄想TRIP!





「アメリカが一番よく行きますね。行くたびに新しい発見があります!」


と、今回の取材では、自身の“アメリカ愛”を語ってくれた山木さん。
大学を卒業してからの2年間を、ニューヨークで過ごしたという彼女。その後日本に帰国し現在は社会人4年目。アメリカで習得した語学を活かす職業を、ということでGAPのPRとして忙しく働く日々です。
そんな彼女にとって旅とは?アメリカの何が彼女をそんなに魅了したのか?について聞きました。



--もし旅に出て急に一日余裕ができたら何をしたいですか?
最終日にいる街にそのまま残って、一日とにかくゆっくり過ごしたいです。

--なぜ最後の街なの?
アメリカに旅行に行くと、次々に街を移動するんです
いつも短い日程の旅のなかで、いろんな街やいろんな暮らしを見たいから。
いろんな“アメリカ”をこの目におさめたい!って、つい欲張っちゃいます。
一つの街にとどまっていることがあまりないので、せわしなく時間が過ぎていくことが多くて。だから、「急に一日延びました!」ってなったら、最終日にいる街で、もう一度行ってみたかったお店にゆっくり行ってみたり、おいしかったお店にまた行ったりして、もっとじっくりと街を楽しみたいですね。いい意味で“時間を無駄にする”みたいな過ごしかたをしたいですね。

--そうなったら、例えばどんな場所に行く?
ーん逆に特別なところじゃないかもしれない。日本でも行けるような……例えば、スタバとか。
朝からあえてスタバに行ってローカルの空気を感じながら過ごして、その後は近くのスーパーでフルーツを買って、公園でのんびり食べる……。
そんな過ごしかたが、最高!



--“暮らすように、過ごしたい”ってことですね!
そうですね。あとは、しいていうなら、地元の小さな映画館に行きたいですね。
ニューヨークにお気に入りの「サンシャイン・シネマ」っていう映画館があって(※すでに閉館してしまった模様)、小さな映画館なんですけど。そこでなんとなく、そのときに目に留まった映画を観る。なんか、そういうのって、すごく贅沢な気がするんですよね。もちろん日本語字幕なんてないから、もう雰囲気だけで楽しむ感じです(笑)。
映画が終われば、もう夕暮れ。地元っ子の集まるバーに、一杯だけふらっと飲みに行くのなんて素敵!
……そんな、全然“特別”じゃないことを、最終日にいる街にとどまって、ゆっくり体験してみたいですね。



--今までで一番思い出に残っている旅は?
去年のゴールデンウィークに、アメリカをロードトリップで横断したこと
父と弟と私と3人で行き、父親の運転で2週間ずっとレンタカーで走破しました。
夜はその時に決めたホテルに泊まります。アクシデントもたくさんあって、なかなかの珍道中でした(笑)





--どんなアクシデントがあったか教えて!
速度違反で警察に止められてしまったのですが、そこは、英語がまったく話せない父。「英語の標識が分かりにくくて……」と、なんとか私が通訳したら、あっさり通してくれたり(笑)。
あとは、道になんか大きな落し物があるな〜と近づいてみたら、なんとアルマジロの死骸だったり……。







--それは、確かに日本の道路ではなかなかお目にかかれない(笑)
そうなんですよ。ただただ、街から街へ車を走らせているだけのロードトリップなんですけど、
だからこそ、普通にいわゆる観光的な旅行をしているのとは、全然違う発見があったりして!

--そのときに立ち寄った街で印象に残っている場所は?
ニューオリンズ!もう、最高でした。
さまざまな人種のカルチャーがミックスされていて、音楽に溢れる、刺激的な街!
よく話は聞くけれど聞くのと実際に訪れて体感するのとでは、全然、違いましたね。日本人観光客もほとんどいなかったので、すごく「海外っぽさ」を味わうことができました。ほんとに、お気に入り。







自分のいつもの旅のスタイル


——旅で大切にしていることは?
の文化を体験すること
です、といっても観光的だったりベタなやつではなく、暮らしている人の暮らしぶりをローカルが感じるそのままのように感じたいかな。
留学時代の友達もいるので、近くに行くときは連絡をしたりして、よりローカル感の感じられるところを案内してもらったりしますね。



——山木さんの旅の定番プランは?
アメリカに毎年のように行きますが、行くたびに「知らないアメリカ」を発見することができて、広さを痛感するんですよね〜。
定番プランとしては、わりと具体的に決まっていたりします。まず、朝、デリのオニオンベーグルを食べます。すごく大きくてチーズ入りのやつ!
ニューヨークに住んでいたときからの好物で、だいたいのデリにはおいてある、定番メニューだったりするんですよ。



——アメリカと訪れるときに拠点にする街とかはあるの?
大体ニューヨークかロサンゼルスのどちらかには寄りますね。でも、ほんといろいろです。気になった街に、ふらっと立ち寄りたいですね。

——必ず行くところはあったりする?
フリマや地元の人の行くショッピングスポットに行くことが多いですね。ロスのフリマの「ローズボウル」にまだ行けてないので行きたいですね!あとバスケが好きなので、時間があるときは、スポーツ観戦をしたりします。

——それは、旅行に行く前からプランを決めるの?
行きたい都市と必ずしたいことは決めて、他は基本ノープラン!しっかりプランを組んで旅行することって、ほとんどないですね。そのときに行きたいところやしたいこと、そんな気持ちを優先させて動くタイプです。だからこそ、去年いったロードトリップが、ハマったのかも!



——大学生のとき住んでいた場所を訪れたりする?
大学を卒業してからしばらく住んでいたニューヨークのアパートメントの目の前を通り過ぎたときは、懐かしかったな。
あとは大学生の頃に2ヵ月だけサンディエゴに留学したことがあるんですけど、そのとき住んでいた家にはそれ以来訪れていないので、ちょっと行ってみたいな。

——旅の期間は?
会社のスタイル的にも割と長期の休みがとりやすいので、1週間〜2週間は旅に行きますね。
ただ、社会人になってからは、旅の感覚がかなり変わりました。
学生のときは住んでいたこともあったし、「いつでも行ける」っていう感覚が強くて。だけど、社会人になったらそういうワケにはいかない。
だから、すごく旅が特別感あるものになりましたね。
もちろん、いままでも特別感はあったんですけど、さらに、もっと。

——誰と行くことが多いですか?
家族と行くことが多いです。
今は弟がペンシルバニア州に住んでいるので会いに行ったりすることも多いかな。
今年のゴールデンウィークも、もちろん行く予定です!



——旅に欠かせないアイテムってある?
うーん、濡れマスクかな。飛行機に乗るときは必ず持っていきます!すごく乾燥した機内での10時間以上のフライトで、ノドがガラガラになるのを防いでくれます。
あとは「THREE」のリップグロス。友人にプレゼントしてもらったんですが、発色もちょうどよくて色もかわいいし、どんなシーンでも使いやすいんです。
リップを塗ると、テンションもアップ。私にとって、1本持っておくと安心なアイテムです。

——最後に……なんでアメリカなのかを教えて!
だって、魅力的なんですもん!音楽、映画、スポーツ……とエンターテイメントやカルチャーの最先端の国。いろんな刺激を受けます。小学生の頃、父にマイケルジャクソンのライブDVDを観せられたことがあって、それに衝撃を受けて。“アメリカ人ってすごい……”って(笑)。そこから、私の“アメリカ愛”は、すでにスタートしていたのかも。




自分のフィーリングに合う国をアメリカだと確信して、その国のいろいろな街を訪れるという旅のスタイルが、なんともユニーク。
同じ国でも、街が変われば人も変わり、カルチャーも変わる。そんなことを身をもって体感して、アメリカの広大さを痛感して、また行きたくなって……。そんなふうにいろいろな街を訪れるからこそ、「もう一日」は、「最後の街でゆっくり過ごしたい」という山木さん。
街から街へと、いろんな刺激を受ける旅だからこそ、時間があったら“暮らすように過ごす”という最高の贅沢を体験したい。
それって、すごく共感できる気がします!


 

山木アユミ/山形県出身。GAPのPRとして日々忙しく働く毎日。大学卒業後に住んでいたアメリカの影響を受けて、いまの自分の人生がある!といっても過言ではないそう。

 


 

Tag

Writer