出版社の日常-#3

出版社の“野外活動”

Photo & Text: TWO VIRGINS

People / aug.28.2018

“皆さまのライフスタイルにちょこっと混ぜていただきたい出版社”トゥーヴァージンズが、出版社ならではの視点で切り取った本のこと、書店のこと、出版業界のことをあれこれと綴るこの連載。
第三回は、『休日返上!出版社の“野外活動”』のお話。


本を企画し編集し、やっとの思いで完成。発売! わーい! と思っていたらそれだけでは終わらない。いや、正確には終わ「れ」ない、だ。
トゥーヴァージンズでは、お客さまと直接お話しをしながら本を販売できる「イベント」も大切に考えていて、積極的に参加をしています。
今回はそんな出版社の“野外活動”の一部をご紹介します。

ALPS BOOK CAMP 2017 @木崎湖キャンプ場


長野県松本市のランドマークとなっているブックカフェ「栞日」さんが主催する、湖畔で本と音楽を楽しむブックフェスに参加しました。
いきなりのキャンプです。難易度★★★★★。

早朝、まるで夜逃げのように会社から本を運び出し、ハイエースで松本市まで突っ走りました。全国各地の本屋さんや雑貨のお店が集まり、小さなお子様連れも多いのんびりした空気感のイベント。
このイベントでは、心に残るあるエピソードが。日も暮れたころ湖のほとりを歩いていると、先ほど本を買って下さったご夫婦が小さなランタンの灯りのもと、肩を寄せあい私たちの本を読んでいるシーンに遭遇したのです。





湖畔で本を読みながら音楽を聴く……。チルアウトど真ん中なイベント。

ALPS BOOK CAMP
栞日


テンモアブランドブック発売記念イベント「詩から靴下をつくってみよう」 @nuuiee


台湾の靴下ブランド「+10(テンモア)」のブランドブック『10-テンモア-台湾うまれ、小さな靴下の大きな世界』の発売記念イベント。テンモアのデザイナーを台湾よりお招きして、「詩からデザインを起こす」という独自のデザインプロセスを体験するワークショップを開催しました。
墨田区にあるファッション・テキスタイル系のシェアファクトリー「nuuiee」さんにご協力いただきました。






Culture & Art Book Fair in Taipei @華山1914文化創意産業園區


日本と台湾のトレンドをつなぎ、台北人気エリア「富錦街」を牽引する「Fujin Tree Group」が主催する台湾のアートブックフェアに参加。

本をトランクとバックパックに詰められるだけ詰め込んで、いざ台北へ。
現地の漫画喫茶で一泊し、いざ会場へ。台湾では日本の出版物に馴染みのある方がたくさんいらっしゃって、帰りのトランクが少し軽くなってホッとしたのはここだけのお話。




会場・華山1914文創園区は日本統治時代の酒工場の跡地。台湾は古いものをリノベーションする文化が根付いていて、歴史が息づいていることを感じます。

今年は12月1日(土)、2日(日)に「第3回Culture & Coffee Festival」と「第3回Culture & Art Book Fair」が合同開催する予定です。
https://www.facebook.com/haveanice/



「こどものひ・2かいめ」 @湘南T-SITE


「みんなのちきゅうカタログ」の刊行記念イベントとして、湘南T-SITE全体をつかった学びとあそびのリアル体験型イベントを開催。
この本の監修であるソーヤー海さんが主宰する「東京アーバンパーマカルチャー」を始め、たくさんの方々にもご協力いただき、自然の素材を使った楽器作りや、おにぎりのワークショップ、パーマカルチャーをわかりやすく教えてくれるトークショーなど、バラエティに富んだ親子で楽しめるイベントとなりました。




シルクスクリーン体験のワークショップ。「みんなのちきゅうカタログ」の表紙絵描いてくださった川村若菜さんのイラストが大人気でした。


毎日2~300点もの新刊が発売されるなか、偶然的に私たちの1冊と出会い、ほしいなと思っていただくことって実は奇跡のようなことなのかもしれません。
少しでもトゥーヴァージンズのことを知っていただき、興味を持って下さった方には、本にも帯にも書ききれない思いを直接伝えたい。
たとえ買っていただかなくても、もしかしたら記憶に残っていて、いつか思い出してくださるかもしれない。
そんな願いを込めてトゥーヴァージンズは今後も“野外活動”をしていきます。
この記事を読んで下さっている皆さまにも、どこかでお会いできますように!

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