Amish Village

スローな時間を過ごしてみない?

Amish Village

Contributed by anna magazine

Trip / 2017.10.31

こんにちは、編集部の佐藤です。

先日iPhoneをアップデートしたらiPhoneから家の鍵や照明などを管理できる機能が追加されていて、なんでもデジタルになっていくんだなぁとしみじみしました。
どんどん進化するデジタルの世界はいつでも・どこでも・なんでもできて便利! と思う一方、どこにいても即座の対応が求められるし、常に時間に追われることになって自分の首を絞めているんじゃ……とも感じます。
でもiPhoneがないとソワソワと不安になってしまうどこか矛盾した自分がいたり……デジタル技術とは上手に付き合っていきたいですね。

ところで、こんなになんでも便利な時代に電気も自動車も電話もない前時代的な生活をしている人たちがいるって知っていますか?
それは、anna magazineでも紹介している“アーミッシュ”と呼ばれる人たち。

アーミッシュの人々はアメリカのペンシルバニア州、中西部などに多く暮らしているドイツ系移民の宗教集団。宗教集団と聞くと怪しい印象ですが、実際の生活の中で聖書に書いてあるとおりに生きることを目指している熱心なキリスト教徒の集まりという感じです。

アーミッシュにはたくさんのルールがあり一見すると厳しく苦しい生活に見えますが、実際にはルールを守りながら現代社会に順応し、絶妙なバランス感覚でその生活様式を持続させてるのだそう。

例えば、
電気を使用してはいけない→電池はOK。大きな動力源はガソリンで動く機械で圧縮空気を作り、冷蔵庫や洗濯機を動かす。

車を所有してはいけない→基本馬車での移動。人が運転する車に乗せてもらうのはOK。

電話を家に引いてはいけない→村にある公衆電話は使ってもよい。

など、アーミッシュの人々は新しい時代のテクノロジーを取り入れ少しずつ変化していますが、先進的すぎることは「柵を飛び越えること」と表現して、ルールを守ることを戒めているんだそう。

anna magazineでは取材班がアーミッシュの村を訪れて、その純朴な暮らしに癒されていましたね。
anna取材班と同様に、以前現地を訪れたことがある方からも「アーミッシュの人々の瞳がとても澄んでいてきれいだった」と話していて印象的でした。

便利になりすぎた今の時代、息苦しさを感じたら思い切ってアーミッシュの村を訪れてみるのもいいかもしれません。
きっと帰る頃には、自分の日常にもスローライフを取り入れられるアイデアが見つかりそう!
まずはanna magazineで美しいアーミッシュ村の様子をチェックしてみてくださいね。

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