GIRLS, GO WEST! #17

日常から離れてわかること。

Cuba 9/9

Photo&Text: Kana Oya

Trip / sep.13.2018

モデルとして活躍するかたわら、インスタやYoutubeなどで自身のパーソナルなライフスタイルや旅の経験を発信し続ける大屋夏南さんの旅連載「GIRLS, GO WEST!」。
第二弾は、キューバ編です。大屋さんの独特の切り口で、旅を通じて感じたキューバの魅力を綴った全9編を毎週木曜日にお届けします。

「GIRLS, GO WEST!」#17 - Cuba

その後ホテルでもう1日だけ延泊するか本気で悩み、なんとなく直感で日本に帰ることにした。

友人2人はまだキューバに残るため帰り道は1人で。

早朝の街は静かだった。



来た時と同様ミルクティー色をした空と雨。
短い滞在に名残惜しさを感じ、また戻ってこようと決心した。

フライトの関係でマイアミに1泊することになっていた私は、2本のフライトだったにも関わらず、カンクンで4時間のレイオーバーを経て、夜9時頃空港近くのホテルに着いたときにはクタクタだった。

ルームサービスを待つ間にシャワーを浴びてベッドの上でベジバーガーを食べながら今回の旅のことを振り返った。

当たり前だけれどマイアミの空港でスーツケースをピックするのに特に苦労もせず、Uberを呼んでホテルに向かい、そこにはWi-Fiが飛んでいて、シャワーからは熱いお湯が出る。

旅に出て自分の住んでいるところとのギャップに驚くことって少なくなっていて、不便だったとしてもなんとかなるし、物事に制限がかかってしまう感じもミッションと捉えて楽しめるようになった。

ただ日常生活に戻ったときに、「あ、こんなにも便利な暮らしをしてたんだ」と驚く事が多い。



便利になりすぎたことでルールも増えたと思う。いわゆる“セレンディピティ”のようなものに出会うチャンスはぐんと減った気がする。

“縁”や“サイン”は日常にどっぷり浸かっていると、どんどん過ぎ去っていくものだなと改めて感じた。

最後にキューバを出たフォトグラファーの友達は1人になってから携帯を無くしたらしいが (もはやトラブルさんの安定感があるw)、無事にダンサーの彼との撮影も終え、そのダンサーとの感動的なエピソードを東京に帰ってきてからみんなに話してくれた。



その出来事に感化されて新しいことに挑戦しようとする彼を見て、いいエネルギーはいい連鎖反応を引き起こすことを再確認した。

今回のキューバは短い滞在だったのにも関わらずいろんなことを思い出して、気づきの多い旅だった。

「今まで行ったところで一番オススメの場所はどこ?」と聞かれても、「それぞれに良さがあるから決められない」と言い続けてきたけれど、これからその答えはキューバになりそうだ。



過去記事はこちら↓
〈香港編〉
GIRLS, GO WEST ! #1 「はじめての香港」

GIRLS, GO WEST! #2「Art Basel」

GIRLS, GO WEST! #3「海をまたいだ友達」

GIRLS, GO WEST! #4「マッサージ屋の選び方」

GIRLS, GO WEST! #5「幸せになるためには」

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GIRLS, GO WEST! #8「香港とは」

〈キューバ編〉
GIRLS, GO WEST! #9「念願のキューバ」

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