GIRLS, GO WEST! #53

この旅の目的地へ。

Mexico 7/14

Photo&Text: Kana Oya

Trip / jun.27.2019

モデルとして活躍するかたわら、インスタやYoutubeなどで自身のパーソナルなライフスタイルや旅の経験を発信し続ける大屋夏南さんの旅連載「GIRLS, GO WEST!」。
第五弾は、メキシコ編です。大屋さんの独特の切り口で、旅を通じて感じたメキシコの魅力を毎週木曜日にお届けします。

「GIRLS, GO WEST!」#53 - Mexico

トゥルムの夜はそんなに遅くない。

レストランなどは遅くても11時にはほとんど閉まるから、9時過ぎにはホテルを出た。

メインストリート以外は本当に雑木林で何にもないところだけど、ここはNYですか?と思わず言ってしまいそうなお洒落なレストランやバーがたくさんあるトゥルム。

ミシュランを取っているところもあって、食もかなり洗練されてる。



メキシコ人の友達にオススメしてもらったレストランは東京にあっても”お洒落をしてここぞという時に行くところ“の部類に入るような場所だった。

遊び心満載の創作料理は次の日も、日本に帰ってきてからも、あそこ美味しかったねって話すくらい大満足だった。

明日はいよいよ目的のセノーテ、チチェンイッツァに行くことにした。

リサーチしたところ、思っていたよりも随分と遠くて、びっくり(笑)

今日みたいに気分が変わったり、もっとやりたいことが見つかったりするかもしれないから、出来るだけ日本から予約などはしないで行くタイプ。

なんとかなるし、なんとかならなかったらそれは行くなとか、やるなとかのサインだと思う派。

なんとなくのリサーチだけして眠りについた。

朝ご飯を食べてからフロントのお姉さんに、チチェンイッツァとこの写真のセノーテ、2つを1日で行くのは可能かどうかと、どうやらバスが出ているみたいだけどそれってどんな感じ?と聞くと、

「全然可能よ、ただ朝のバスはもう出ちゃったから2時のバスになるわね」とのこと。

正直“ツアー”というものが苦手な私はあんまり興味がなかったバスのオプションはここで消えた。
2時じゃ遅すぎる。

結局運転手を1日雇うスタイルが1番私たちに合っていたのでそうすることにした。

お姉さんがいつもホテルが頼んでいるタクシー会社に値段を聞いてくれ、相場がわからないからそれってどうなの?と聞くとちょっと高すぎるかなというので、じゃあ名刺をもらったタクシーの運転手に電話してくれない?とお願い。

1人目は電話に出ず、2人目はさっきより安い値段を提示してくれたのでその人に決めた。

ここからチチェンイッツァまで約2時間、行きたかったセノーテはその手前、それぞれの滞在時間も考えると、7時間近いコースなのにドライバーは15分で来てくれるという(笑)

全部で3000ペソというそれなりの値段だけど、移動時間はミニマムになるし、プライベートツアーになるし、悪くないディールだと思う。

なんとかなるでしょと思っていた私たちはちゃっかり準備も済ませていたからすぐ出発になった。
流れはお姉さんが説明してくれてあるから、あとは乗り込むだけだ。

タクシーはカードが使えないから現金の出費が意外とかさんで、換金してからチチェンイッツァに向かう。

セノーテが大本命だった私は先に行きたかったけど、チチェンイッツァは暑いからそのあとにセノーテで汗を流すほうがいいよというレセプションのお姉さんの勧めに従った。

ドライバーはちょっとシャイだけどチャーミングで、カンクンから来た時のドライバーみたいに爆音で音楽をかけたりもせず、平和に目的地に向かった。

ずっと同じような雑木林の風景が続いていたが、もうそろそろ着く頃かなという時にカラフルな可愛い町が現れた。
あのよく見るメキシコのイメージの色味だ。

車をゆっくり走らせるとたくさんの人たちが歩道を歩いている。
それを横目に車を走らせていると交通整備のお兄さんに車を止められた。

この先はもう行けないみたいな話をしている風。

そしたらドライバーが彼にチップを渡す。
なるほどそういうことね。

そこをパスしたらドライバーが「駐車場がいっぱいだからもう入れないと君たちをここで降ろすように言われたんだ」と。

チップのお礼を言うと「彼はあそこで小遣い稼ぎしているだけさ。ここから入り口までは随分と遠い。あの人たちは降ろされた人たちだね」と言って先の歩道を歩いている人たちを指差した。

実際入り口まではかなりの距離があり、やり手のドライバーで良かったと感謝した。

この辺にいるから楽しんでおいでと言われ入り口に向かっていると、帽子をかぶっていない友達は帽子売りの人達に追いかけ回されるハメに。

いざマヤのピラミッドへ。



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▼ARCHIVES
〈香港編〉
GIRLS, GO WEST! #1「はじめての香港」

GIRLS, GO WEST! #2「Art Basel」

GIRLS, GO WEST! #3「海をまたいだ友達」

GIRLS, GO WEST! #4「マッサージ屋の選び方」

GIRLS, GO WEST! #5「幸せになるためには」

GIRLS, GO WEST! #6「過程を楽しむ」

GIRLS, GO WEST! #7「出会い」

GIRLS, GO WEST! #8「香港とは」

〈キューバ編〉
GIRLS, GO WEST! #9「念願のキューバ」

GIRLS, GO WEST! #10 「サバイバルモード」

GIRLS, GO WEST! #11「ヒトメボレ。」

GIRLS, GO WEST! #12「優しいキューバの人たち」

GIRLS, GO WEST! #13 「廃墟の中のレストラン」

GIRLS, GO WEST! #14「ハバナの日常」

GIRLS, GO WEST! #15 「キューバのガウディ。」

GIRLS, GO WEST! #16「サルサ」

GIRLS, GO WEST! #17「日常から離れてわかること。」

〈スリランカ編〉
GIRLS, GO WEST! #18「スリランカへ。」

GIRLS, GO WEST! #19「はじめてのスリランカ」

GIRLS, GO WEST! #20「北へ」

GIRLS, GO WEST! #21「電車の旅。」

GIRLS, GO WEST! #22「まさかのタイミング」

GIRLS, GO WEST! #23「ペラヘラ祭り」

GIRLS, GO WEST! #24「嘘でしょ」

GIRLS, GO WEST! #25「トゥクトゥクロードトリップ」

GIRLS, GO WEST! #26「野生の像」

GIRLS, GO WEST! #27「念願のシーギリアロック」

GIRLS, GO WEST! #28「暮らすように旅する」

GIRLS, GO WEST! #29「ぜいたくな午後」

GIRLS, GO WEST! #30「また会う日まで。」

〈ラオス編〉
GIRLS, GO WEST! #31「そういえば。」

GIRLS, GO WEST! #32「ハジメマシテ。」

GIRLS, GO WEST! #33「旅を楽しむために。」

GIRLS, GO WEST! #34「ルアンパバーンの夜。」

GIRLS, GO WEST! #35「散歩。」

GIRLS, GO WEST! #36「メロウなサイクリング。」

GIRLS, GO WEST! #37「プーシーの丘。」

GIRLS, GO WEST! #38「運命とチャレンジ。」

GIRLS, GO WEST! #39「念願の。」

GIRLS, GO WEST! #40「出会い。」

GIRLS, GO WEST! #41「せっかく旅に出るなら。」

GIRLS, GO WEST! #42「犬かき的な動き。」

GIRLS, GO WEST! #43「秘密基地。」

GIRLS, GO WEST! #44「LP。」

GIRLS, GO WEST! #45「再開。」

GIRLS, GO WEST! #46「決意。」

GIRLS, GO WEST! #47「カンクン入り。」

GIRLS, GO WEST! #48「幸せまでの距離。」

GIRLS, GO WEST! #49「トゥルムへ。」

GIRLS, GO WEST! #50「大人の秘密基地。」

GIRLS, GO WEST! #51「”ここ”と”今”だけ。」

GIRLS, GO WEST! #52「仕事しながら暮らすように旅する。」

GIRLS, GO WEST! #54「マヤのピラミッドチチェンイッツァ。」

GIRLS, GO WEST! #55「次こそは本命のセノーテ。」

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