Life is a journey #5

学生交流のススメ

Contributed by Daijiro Inaba

Trip / 2020.11.24



メガバンク、コンサル会社、ベンチャー企業を経験した葉山在住のDaijiro34歳の「働く」を考える旅。仕事に悩んでいる人、就活している人に向けて、超オープンに、旅で出会ったHappyなことやモヤモヤすることをお届けします。

#5

秋の富士山

すっかり肌寒いですね。

葉山の朝日。葉山は海だけじゃないんです。

葉山の知る人ぞ知る居酒屋「なら屋」さんに勇気を出して飛び込んだら、同日に心同じく勇気を出して飛び込んできた若者がいて、すっかり仲良くなりました。

早朝、朝日を背に、ラジオ体操。(なら屋で出会った近所の若者と)

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『学生交流のススメ』

旅路の中で多くの学生との出会いがあったので、学生との記録を綴ります。
特に感じたことが、学生との対話は大人を成長させるということ。

1-「印象的な出来事」
2-「学ばせてもらっているのは実は社会人」
3-「社交場をつくろう」


1-「印象的な出来事」
① よくある質問「やりたいことってどうやって見つけるの?」
大学生から最も多く尋ねられた言葉。いつでも人生、目の前のことに夢中に生きていたいと思っているはずなのに、いざ社会に出ていくとなると、別の脳を働かせなければいけない。初めてやりたいことを言語化する学生も少なからずいた。大学3年生になって初めて言語化するのは、すごく負荷が大きい。学生生活をどう過ごすか、というのは本当に大事だな、とあらためて感じた。

② 『想い』と『テクニック』について
「就職活動」というシステムの対策は『想い』と『テクニック』があるな、とあらためて実感した。一度きりの人生、関心があることや好きなことに少しでも多くの時間を費やしたいとか、得意なことをやりたいとか、居心地の良い場にいたいとか、成長できる場にいたいとか、多くの人が前向きな選択を望んでいる(はず)。
しかし、その肝心の「想い」が中々見つからない。特に今は毎日携帯と共同生活しているから、常に情報が溢れるし、簡単に楽しいことができるし、気づいたら携帯との時間を選択していることにも気づかずに膨大な時間を失っている。自らと向き合いながら行動を選択していくことが求められる。『想い』という土台ができた人が次に準備しなければいけないのは、テクニックを磨くこと。というのも、人気企業を志望する場合は、他者と徹底的に比較される。人事担当も限られた時間で誰を採用するか意思決定をしていくので、就職活動をする側も、少ない時間で自分を表現できないと、想いは伝わらない。特に以下が苦手な学生が多かったので、就活生は注意してほしい。

・聞かれたことに応える
・身振り手振りを用いて表現する
・ほかの人の話を聞く(聞いていることを目線や頷きなどで表現する)
・話すばかりではなく、問いをたてる(グループディスカッションで)


極めてシンプルなスキルだし、「そんなこと自分はできている」と考える人が多いけど、驚くほどに行動が伴っていない。
コミュニケーション能力は必須スキルなので、普段通りのコミュニケーションが取れれば、あとはご縁。
不自然なコミュニケーションをとってしまったら後悔がついて回るので、どうにかトレーニングして身に着けておいてほしい。
学生時代にプレゼンの機会を多く持って、たくさんフィードバックを受けておくことがおすすめ。

2-学ばせてもらっているのは、実は社会人
一番伝えたいことがこれ。学生との関わりで学ばせてもらっているのは、実は大人。
学生からの純度の高い言葉をお伝えすると、
「なぜその仕事を選んだのですか?」
「やりがいはなんですか?」
「夢はなんですか?」
「なぜ働くのですか?」
「学生時代にやっておいてよかったこと、後悔していることなどありますか?」
「なりたかった大人になれていますか?」
「その仕事を選択してよかったと思いますか?」
「自分の弱いところとどう向き合っていますか?」

学生からの問い(大二郎酒場での一幕)

人生と真剣に向き合った純度の高い質問は、胸に深々と突き刺さります。大人が言葉に詰まるシーンや、うまく言語化できずにしっくりこない回答になってしまうこともありました。学生との対話で心が洗われる、という人がいるけど、洗われるどころじゃない! 心にグサグサきます。このグサグサは、なかなか味わえるものではありません。挑戦する学生がいてくれるからこそ味わえる。挑戦する人と関われることは、有難いことです。

3-社交場をつくろう
「社会のことで悩んでいるのだから、社会人に相談しなさいな!」と学生と話している中で、学生は社会人と接する時間が圧倒的に不足していると思います。コロナ禍において、社会人もオンラインのコミュニケーションが増えているので、学生が気軽に参加できる社交場が増えてもいいはず! 私は旅路を学生と共に過ごしていく決意をしました。自身が主宰している「大二郎酒場」では学生を招待していて、コミュニティを共に作っています。多くの学生が参加してくれて、大人の学びが深まっていくことを実感しています。

大二郎酒場のロゴ。

葉山に来てくれた学生。夕陽と富士山とトンビ。

皆さんも学生との時間を増やして、グサグサされながら、Pureな自分自身との旅を始めませんか?

Life is a journey!



海への小道。

ビーチ書斎。まだまだビーサンです。

海に背を向けたらこんな感じ。

次回は富良野・美瑛で出会った冬景色とともにお届けします。


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