Own Beautiful Adventure in Japan -Shizuoka- #4

いろんな重なり

Contributed by Nachos

Trip / 2021.04.22

世界中の国々をサーフトリップしながら、女性にフィーチャーした"saltybabe photo"を撮り続けている、フォトグラファーNachosさんの旅連載「Own Beautiful Adventure」。シリーズ第7弾は、日本での旅の模様をお届けします!今回は静岡篇です!

#4

朝、目を覚ますと昨日とは違ってすっきりした青空が広がっていた。
今日はまた別の場所で、小さなきっかけから私とneneでのワークショップが開かれることになった日。



まずは集まったみんなでサーフィン!
…の予定が、朝のハイタイドの時間と重なって思ったような波が割れていなかった。

プランを変更して海の目の前にシートを敷いて彼女と私のトークセッションが始まった。
サーファーならこの予定変更のプランは納得できるもの。

少し潮が動き引いてきたところで「なんとか出来そう!」 と言ってみんな急いで着替え、海へGo。



海の中は私たちだけの貸し切り。
蒼空の下、太陽の光が水面をキラキラしている中で響き渡るみんなの笑い声。
この感覚をもっとみんなと共有できたらどんなに幸せなんだろう?



近くの海の見えるキャンプ場に移動して、お待ちかねのランチタイム。
海に毎日いる素敵なお姉さんがランチボックスのケータリングをしていて、ずっと食べたいといつも夢見ていたんだけれど、このタイミングでやっと頼むことが出来た!

ていねいに作られたお弁当はとっても美味しくて幸せな時間。
お願いできて本当に良かった♪



そこからポカポカ陽気の下でメディテーションをし、そのままそれぞれの想いなどを語り合っていく。



そのあとはまたまたみんなで波乗りに行こうなって、海に着くと思いがけない顔ぶれもいて、嬉しくなった。

車から降りて波を見ようと歩き出す。
と突然、
「あぁ、ナチョス…元気そうで何よりだよ」
と目の前で私に優しく微笑みかけてくれる人がいた。

実は1年前のある出来事から呪縛のように足を踏み入れることがなかったエリアに今、私はこうして立っているのだ。

1人で心にトラウマを抱えたまま、この1年どんな思いになっていたかなんてみんなは気づきもしなかっただろう。
私にとっては大きな出来事でも、その思いや気持ちを外に吐き出さなければきっと誰にも気づかれない。
私もあまり口外しなかった。(自分の中でそうするべきではないと思ったから)

でもそっと見ていてくれて、私のことを気にかけてくれていた人もいる。
それだけで心が軽くなって、1人で悲劇のヒロインぶって閉じこもっていた私がちょっぴり恥ずかしくなったりもした。

どんなに楽しそうに暮らしていたって、キラキラしているような生活を送っていたって、
もしかしたら別の思いを抱えながら生きている人もたくさんいると思う。
今回のことも、きっとそんなありふれている事のひとつなんだろうな。

その人その人の心の中の思いや出来事は。普通にしていたら他の人たちにはきっとわからない。
自分の気持ちを人に話すのが良いことだとか悪いことだとかそういうことじゃなくて、
どんな人であろうが人それぞれいろんな思いを抱えて生きている。
そういう風に考えるだけで、他人にも自分にも少しだけ優しくなれる気がする。

いろんなシチュエーションが重なったこの日。
最後は最高な気持ちで眠りにつくことが出来た。



ここでは書き切れないけれど、
あの日、あの場所で同じ時間を共有したみんなは口を揃えて「最高だった」と言っていた。

今、ここにいること。
そのことを大切にしていけば過去も今も未来も全てが愛おしく思えるようになる。
なんてセンチメンタルな気持ちを綴ってしまった。ははは。



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