始まりの日③

CIRCULATION #4

始まりの日③

Contributed by ERI

Trip / 2021.07.02

「もしかしたら奄美大島の島んちゅたちは、世界が丸ごと見えているのでは?」とアーティストERIが特別なパワーを感じた奄美大島。彼女がナチュラルでいられるセカンドホーム・奄美をスタート地点に、世界中で暮らす人々の生活を詰め込んだ”CIRCULATION”。


#4

奄美にきて30分で、
すべてをさらけ出した、タカギエリ。

上もまるだし、
オマケに鼻水もだらだら。

こんなマヌケな姿、仲良い友達にも見せたことないのに。笑

りょうへいさん達は、ずっと爆笑してるし、
私たちも釣られて笑ってしまって。

もうどうにでもなれ!!!!

と思っていた。


そのあとも懲りずに私たちは、
何度もトライしては、ビキニが取れたり
派手に転んだり、

子どもに戻ったかのように、
何時間も笑っていた。

さすがに疲れた頃には、日が暮れ始めていた。

はじめての奄美のサンセットは、
ヒッチハイクでの出会いも相まって、
すごく感情的にさせられた。

奄美に歓迎された、ってことで良いのかな?


その後、着替えやシャワーを済ませた。

今日は大浜海浜公園というところで
夏フェスがあるとのこと。

奄美はただでは帰してはくれないみたいだ。

こんなにイベントが続くとは。

りょうへいさんの車で他の仲間達をピックアップしながら、

コンビニでお酒を買って

会場に着くまでにふんわり仕上がっていた。笑


会場では沢山の人が集まっていて

夏の夜の涼しさとともに音楽が鳴っていた。


老若男女、芝生の上に座って、

ローカルのバンドや歌手の演奏を聴きながら

お酒を飲みながら、

だらだらゆっくりと過ごす時間は、

何だから地元では味わうことのできない

独特の雰囲気が漂っていた。

夜が更けるにつれて、

星空が光り出して、

天の川をはじめて見た。


明日は何が起こるんだろう???

そんなことを思いながらビール飲んでた。




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