1日だけの夏休み

SEASON 2 #11

1日だけの夏休み

Contributed by Yuumi Saigusa

Trip / 2021.10.12

25年越しで「NYに住む!」という夢を果たし、理想と現実の生活に日々苦戦しながらも、今まで感じていたNYCのイメージとは違う、新しいNYCで自分の現在地を探すYuumi Saigusaの旅連載!

#11

天気が良い日が続いているのになかなか休みが取れなかったある週のお休みに、友達が車で2時間半程行ったロングアイランドの先端にある小さな港町「グリーンポート」に連れて行ってくれました。ここは彼女がかつて住んだ事がある街なので、地元の人しか知らないような穴場スポットなど、色々な所に連れて行ってくれました。

集合時に彼女は大きいクーラーボックスとお醤油を持って来ていて何で? と思ったけれども、あ〜なるほどね! と後々に納得。

この日は平日だったのだけれども、途中工事など道路状況がよくなかった事もあり3時間位かかってお昼頃に到着しました。完全にお任せコースで到着した最初の場所は地元のお魚屋さん。
彼女曰くここは生で食べられる新鮮で美味しいホタテが手に入るとか。日本では刺身でホタテが食べられ手に入るのが当たり前ですが、こちらは生では食せず必ず火を通さないと食べられない。スーパーに行っても大体冷凍で売られています。そんなホタテが生で食せるとは!

衛生的な店内、計り売りで購入するシステム。ローカル感が良い。



なるほど、ここで醤油が必要だったのね!
早速外のベンチで食べたのだけれども、「永遠に食べ続けられる!」という気持ちを抑え、残りをクーラーボックスへ入れて次の目的地へ。
ホタテ好きの私にとっては、NYに来てからはなかなか有り付けない新鮮なホタテに、「もう今日はこれで十分」と思ってしまう程、それは大満足な瞬間だったのでした!

大きいけれども味がつまっていて甘くて美味しかった!



次に向かう途中日本で言う道の駅のようなローカルファーマーズマーケットに寄り道をしました。

何故かポパイがいたか分からなかったけれどもとりあえず撮影会。





次に到着した場所は港町近くの小さな街、軽井沢のメインから少し外れた裏通りに来た感じ。こじんまりしているけれどもレストランは沢山の人で賑わっていました。行きたかったレストランがすべて休みだったので、アウトサイドにテーブルがあって雰囲気が良かったレストランでランチタイム。味はまぁまぁでしたがせっかく港町に来ているのにシーフードを食べ忘れ、夜ご飯に持ち越す事に。

少し街を散歩してから次のおすすめポイント、コントコスタワイナリーへ。

Cityにある支店の建物とはまるで異なる銀行も良い感じ。





ちょっとした路地裏アート。



漁師用手袋もなんだか可愛い。



入場料5ドルを払って、又別に注文して好きな場所で自由にワインを飲めるここのワイナリーは、パソコンを持ち込んで仕事している人、4〜5人のグループでワインを楽しんでいる人など、とにかく皆んなリラックスして楽しんでいるようでした。



奥まで歩いて行くと海が!




ちょっと写真が多くなってしまったけれども続きはまた次回!


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