頭の中のアイデアの先

Between the waves #12

頭の中のアイデアの先

Contributed by Miki Takatori

Trip / 2021.12.06

ひとつの場所に留まることが苦手で、さまざまな国を転々と旅してきた高取美樹さん。それぞれの場所で、暮らすように旅を続ける彼女が切り取る、何気なく、そして特別な瞬間。

#12

10月最後のイベントはハロウィーンパーティー。

仕事終わりに、何ヶ月ぶりかわからないほど久しぶりのメイクをし、急いでみんながいるヴィラへ。

いつもと変わらないメンバーだけど、ビキニに裸足で髪が濡れたサーフィンの時とはみんな雰囲気が違って何だか新鮮だった。


みんなが考えたゲームをしながら、踊って飲んでこの夜も素敵な時間を過ごした。







夜になり、ヴィラにあるプールにぷかぷか浮かびながらみんなで話していた。

ティンダーでの出会いは実際どうなのか、どこからが浮気なのか、異性のガッカリする特徴…。

夜中の酔っ払った勢いでいきなり始まるランダムすぎるこんな会話って大好き。みんなの本性がちょっと見える感じ。


私の周りにはサバサバした友達が多くて、まさに”Girls run the world”っていう言葉がすごく似合う。

彼氏、彼女がいなくても人生の楽しみ方を知ってて、自分で自分の機嫌を取れる子。

週末にはパーっとみんなで楽しんで、でも普段はバリバリのビジネスウーマン。

やりたいと思ったこと、自分がしたいことをすべてやりこなして自分を見つけていく子。

こんな友達に囲まれてると知らないうちにこっちまでそのエネルギーを貰い、なんだかメラメラやる気に満ちてくる日々。

バリに住んでいると、物価も安く、食費も生活費も日本やオーストラリアと比べると多分半分、もしくはそれ以下。

だから簡単に新しいことに挑戦できる場所だと思う。

そんな理由で多くの外国人がバリでビジネスを始めるのも納得。

失敗しても大きな損失にはならないし、だから安心して失敗できる場所。


そんなことをしながらも、自分と向き合う時間がたっぷりある。

最近は毎日忙しく過ごしながらもやっぱり何かクリエイティブなことをしたい、好きな時に好きな分だけ働けるようになりたい、と常に色んな考えが頭の中をぐるぐるしている。

「もう少しで考えがまとまりそう!」って時もあれば
「自分が何をやりたいかわからない!」って時もあって一進一退。

このContainerの記事を書いてるときは、頭の中を整理することができる。

でも、焦らずに求めていればいつか必ずそのタイミングでアイデアが形になる日が来ると信じている。




Miki


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