ビールとウーバー #10
マスクの話
Contributed by Kaito Fukui
Trip / 2021.12.03
#10
青い空、寒くて太陽の光がありがたく感じる。
植物みたい。と思った
こんな感じなのだろうか…
それはさておき、この前久しぶりに家を出て街を歩いた。
電車に乗って、移動したとき
綺麗な女性が、窓に写った
すぐに反対側を向き、スマホを取り出して見てないふりをしながらじっと見てしまった。
多分、あれだな
マスクがかわいいわ。
顎の位置で一枚、口の位置で一枚、鼻の位置で一枚のマスク
なんて言うの？ 3層構造？ 立体マスク？
道行くかわいい女の子は、この3層構造マスクを付けてる。
流行っているの…？
ちょうど、家のマスクが無くなったので
薬局に行くと、あった。
凄い迷う。
僕はいつも、超快適マスク
耳があんまり痛くならないから。
迷う…
いや、あれはさ
かわいい女の子が付けるからいいんでしょ？
と言いつつも買ってみた。
なんか恥ずかしい…！！！
でも30枚入りなので、付けるしかない！
ってソワソワしながら
3層構造マスク、初の外出。
帰りの駅で同じマスクを付けたおじさんと目が合う。
もしかして、あなたも…？
は、はい。つい買ってしまいました…照
なんか、いいですよね…
ちょっと恥ずかしいですけどね…照
おじさんの目は、そう言っているように思えた。
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Kaito Fukui
1997年 東京都出身 幼少期から波と戯れ、サーフィン、スケートボード、恋に青春。 あの時、あの頃の機微を紡ぐように幾層ものレイヤー重ね描き、未来を視る。 美化されたり、湾曲、誇張される記憶を優しく繊細な浮遊感で！
