セカンドホーム

Between the waves #46

セカンドホーム

Contributed by Miki Takatori

Trip / 2022.09.26

ひとつの場所に留まることが苦手で、さまざまな国を転々と旅してきた高取美樹さん。それぞれの場所で、暮らすように旅を続ける彼女が切り取る、何気なく、そして特別な瞬間。

#46

バリは旅行規制がほぼなくなって、コロナ禍以前の状態にほぼ戻ってきた。

今週はオーストラリアからホリデーで遊びに来た友達と”The 観光客”なことをたくさんした。

ここに住み始めて約1年半になるけど、思い返してみると欧米人がバリと聞いて想像するパーティーやナイトライフをあまりしてこなかった。

コロナでお店が閉まっていたのもあるし、週末だからパーっと遊ぼうという感覚にもなぜかならなかった。

バリは週末も平日もあまり関係なく同じような時間が流れている気がする。

月曜日でもみんなのんびり、ゆったりしていてMonday Blueなんて考えられない。

夕方ビーチに行けば何曜日でもみんなサンセットを見ながらチルしている姿をみると「やっぱりここはバリだな〜」って実感する。


土曜日、そこにいる人ほぼ全員がオーストラリア人なんじゃないかと思うくらいオージーで溢れる”Mrs Sippy”という場所に行った。

ビーチクラブの真ん中に飛び込みプールがあって、みんなお酒を飲みながらバックフリップをしたりかなり強烈な場所。笑





夜はDJブースの前でみんな裸足で踊って笑って、汗をかいたらまたプールに飛び込んで。

久しぶりにこんなパーティーらしいことをして、次の日は軽いハングオーバー。

それでもスウェルが入って、ビッグサイズになった海で朝からサーフィンをするのは変わらない。

これがなかなかいいハングオーバーの治し方。



多分、ここ1年何よりもサーフィンを優先してきたからパーティーもほどほどにしていた。

飲むと次の日に影響するし、何よりもスッキリした状態でサーフィンに行けないくらいなら飲まなくていいやってなっていたのが正直なところ。

だけどたまにハメを外して友達とはしゃぐのも中々楽しかった。

そして22歳の頃に戻った気がした。笑


Miki


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