ついにかかってしまった

Between the waves #47

ついにかかってしまった

Contributed by Miki Takatori

Trip / 2022.10.10

ひとつの場所に留まることが苦手で、さまざまな国を転々と旅してきた高取美樹さん。それぞれの場所で、暮らすように旅を続ける彼女が切り取る、何気なく、そして特別な瞬間。

#47

先週の金曜日からコロナにかかって体力、エネルギー、気力、見事に全て吸い取られた模様。

朝起きて喉が痛く、微熱はあったものの、友達とサーフィンに行く約束をしていたので頑張って準備をしていたけどやっぱりダメだ〜キツくなってきた〜と思い始めた頃には38度の熱。

数時間後には39度まで上がり、こんなに辛い熱は初めてだった。

ここ数年、大した風邪になることもなかったから今回は余計にパンチがきつかった。

デリバリーサービスはあるものの、ジャックに半泣きで電話して2時間半かけて駆けつけてもらった。

私たち、別れてからも毎日テキストしたり頻繁に会ったりしているお陰でお互いの不調には敏感。

ジンジャーティー、ライム、レモンウォーター、薬、とにかく色んなものを買ってきてくれて本当の意味で救世主だった。


一番辛かったのが関節痛。

1日目は痛すぎて、まともに眠れず熱とのダブルパンチでもう朝が来ないかと思うほど長い夜だった。

近くの薬局でサロンパス(バリにも日本のサロンパスが売ってた!)を買ってきてもらって、だいぶ良くなった。


どこで誰からウイルスをもらったのかは不明だけど、先週「あ、多分もうすぐ風邪引くだろうな〜」て思った時が数回あった。

今冬の南半球、バリも例年よりすごく冷え込んで風も強い。

どうせ太陽が出てきたら暑くなるでしょ、と思って結局ワンピースでサーフィン。

1時間も経つと寒くなってくるし、上がった後の風がまた身体を冷ます。

先週はこれを4回くらい繰り返して、次は絶対薄手のウェットを着ようと心に決めた後のコロナだった。


でもこの数日間で体の中の悪いものを全て出せた気がする。
サーフィンから離れて6日目。

こんなに長く海に入ってないのは初めてで、次に戻った時はへなちょこなサーフィンしか出来そうにない。

何をするにしてもすぐ疲れるし、怠け者みたいにちょっと動いてはベッドで休憩な日々。

あと数日で元通りに治ってくれることを願って・・・。

あ〜それにしてもサーフィンしないと暇でしかないな。


気分転換のためにさっき久しぶりに海に行ってみたけど、スウェルが入った今日の海は手に負えない感じだった。笑






コロナにかかる前日に食べたものたち。まるでこれから風邪をひくことがわかっていたかのように好きなものを食べ尽くした日だった。

Bredbasketの美味しいパン。



世界で一番大好きなPoke Pokeのポケボウル。



朝ご飯には小さいけど、小腹が空いた時にちょうどいいスムージーボウル。



Miki


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