International meeting

Vive les vacances ! ~Time to spare Heart to spare~ #5

International meeting

Contributed by Mizuki

Trip / 2022.10.19

Vive les vacation!=”バカンス万歳!”
バカンスを生きがいにし、「暮らし」や「人生」に豊かさを求めるフランス人の生活を表す言葉。そんなフランスに留学中の大学生Mizukiさんが、現地から仕事やお金に執着せず、日々の生活をどう楽しむか、豊かな暮らしを送るヒントをシェア。


#5

リヨンに着いてからの一週間はやらなければいけないことが山ほどあって、とても忙しかった。大学、寮に入るための手続き、保険の加入、銀行口座の開設など。それに加え、私は大学主催の留学生向けオリエンテーションに参加していた。オリエンテーションは一週間。大学について知るためのプログラムやフランス語、フランス文化の授業、さらにはリヨン観光などが含まれていた。

オリエンテーション1日目、大学のオフィスで学生証を受け取った私は、講堂に行くように言われた。講堂に着くと、約50人くらいの海外留学生たちが集められていた。肌の色、文化、言葉が異なる世界中からの学生たち。日本人学生も何人かいた。コロナ禍で海外学生となかなか交流する機会がなかった私にとって、このインターナショナルな光景はとても新鮮だった。

この日も暑く、学生たちは大学からもらった資料をパタパタ扇ぎ、団扇代わりにしていた。なんとなく知っていたが、フランスにはなんと冷房がない所が多く、残念ながら私の大学には冷房がない…。夏は耐えるしかない。みんなが「暑い暑い」と言っている中、オリエンテーションが始まった。

まずは大学や大学施設についての一般的な説明。その中でとても印象的だったのは、大学内に「スーツケース預かり所」があるということ。大学内になぜ? と思うかもしれないが、学生が授業後すぐに旅行に出かける又は旅行帰りにすぐに授業が受けられるようにと作られたらしい。またもや「バカンス大国」フランスらしい考え方だと思った。

その後早速フランス語の授業が始まった。高校時代に一度留学していたとはいえ、早い時期からフランス語を学んでいる欧米の学生と比べるとまだまだだなと思った。この一年でもっとフランス語を上達させたい。

午後はリヨンバスツアー。バスはリヨンを流れるローヌ川とソーヌ川沿いを走った。この日は天気が良く、川と川沿いに並ぶ建物の景色は最高に綺麗だった。

リヨンを代表する大聖堂、Basilique Notre-Dame de Fourviere.



大聖堂の中。人が手で作り上げたとは思えない。



床のモザイク模様。



リヨンにもエッフェル塔?!(Tour de métallique de Fourvière)



このツアーを通して海外からの留学生と仲良くなることができた。大学に留学生が沢山いるのはとても心強い。また世界中の学生と一度に交流できるのは、とても貴重な経験だと思う。留学生同士の関係もこれから大切にして行きたい。

海外留学生のお友達。みんなでお揃いのリュック。笑(大学で配られた)



オリエンテーション1日目は、忙しい1日だったが新しい友達を作ることができた。とても良いスタートが切れたと思う。明日は入寮日。頑張ろう。

À bientôt!(またね!)


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