帰る場所

Mamma mia! #127

帰る場所

Contributed by Aco Hirai

Trip / 2022.09.27

イタリアに活動の拠点を移し、フリーのエディター・ライターとして活躍するAco Hiraiさんの生活をパーソナルな視点で綴った連載「Mamma mia!」。まずは東京滞在からスタートした一時帰国。出迎えてくれる人がいて、待っていてくれる人がいて、会いに来てくれる人がいる。それって本当に幸せなこと。

#127

久々に降り立った東京は、大好きな街のひとつ。
生まれは小豆島だけど、上京してから約18年間も暮らした街だから。
実家の小豆島と同じだけの時間をここ、東京でも過ごしていた。
だから、日本に着いたらまずは東京ライフを味わってから小豆島へ帰る予定を立てていた。
東京でも小豆島でも、誰かが帰りを待っていてくれて、帰る場所があるって幸せなこと。
改めてそんなふうに思った。

ということで、4日間は東京滞在。
やったー!!!


3年ぶりの帰国で最初に食べたのはお寿司。イタリアでも美味しいお寿司を食べることができるけど、やっぱり日本で食べるお寿司は格別。大好きなのどぐろが完売していたことだけが残念。



到着した日の夜は、当然かのようにお寿司を食べに連れて行ってくれる友達。
「来るならバーを開けて待ってるよ」と、営業時間を延長して待ってくれる行きつけのバー。
帰国に合わせて静岡から駆けつけてくれる親友。
同じホテルを取って夜中まで部屋でおしゃべりしてくれる先輩。

そんな大事な人たちとの時間は、身体中にグッドバイブスが流れて全てが心地良かった。
呼吸が合っている感じ。
たったの3年では、身体に染みついた感覚ってそう簡単に変わらないものらしい(笑)。

絶対に来たかった場所のひとつ、@roppongibasecamp



スーツケースが届かなかったので、ユニクロで買ったTシャツを来てバーへ行くと、偶然みんなユニクロTだった。しかも白(笑)。まるでユニホーム。



そして、中でも一大イベントだったのが、いつもお世話になっているクライアントへの挨拶回り。
もちろんContainer編集部へもお邪魔させてもらうことに。
実は、約3年間も連載を書かせて頂いているのに、どなたとも面識がなかったのだ。
だから、連載を担当してくれている仲道さんや、編集長の須藤さんにお会いするのが楽しみでたまらなかった。
これがまさに「念願の」ってやつ。

会社の前。どんな方々だろうと想像を膨らませながら登った階段。



お土産に頂いたanna magazine最新号。読むのがとっても楽しみ♡



久々に会う友達AKIEとカフェからの帰り道。そんな一コマを隠し撮りしたのは私の可愛い教え子、RION。



4日間の東京滞在が終わって、いよいよ小豆島へ戻るタイミング。

羽田空港で、高松行きの飛行機待ち。



小豆島まで、あと3時間30分。


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