日本とイタリア、二拠点で

Mamma mia! #130

日本とイタリア、二拠点で

Contributed by Aco Hirai

Trip / 2022.10.18

イタリアに活動の拠点を移し、フリーのエディター・ライターとして活躍するAco Hiraiさんの生活をパーソナルな視点で綴った連載「Mamma mia!」。今週は、仕事とプライベートで東京へ。美味しいものを食べて、たくさんの人に出会って、話して、感化された1週間だった。

#130

島ライフを満喫中の私だったけど、インタビューと打ち合わせが入ったので、今週は東京へ。

担当者が気を遣って、「オンラインでのインタビューでもいいですよ」と、提案してくれたけど、タイミングよく帰国しているので、できればFACE to FACEでお会いしたかったのだ。

空は快晴、気分も上々に羽田まで移動中。



普段はイタリアで過ごして、仕事のタイミングで年に2度ぐらい日本へ帰国する。

将来的には、こんな風にイタリアと日本の二拠点生活ができるといいな。
ふんわりと、そんなライフスタイルを思い描き始めたのは、去年のこと。

自分の年齢やキャリア、プライベートのことなど、
もちろん色々と葛藤がある中で、どう動くべきか、何が最善の方法なのか、
自分と向き合いながら、将来のビジョンと現実をどう組み合わせるか考えることが多くなった、最近。

特に今回の一時帰国はたくさんの同年代の友人や仕事関係の方に会って、話して、改めて考えさせられることが多かったのだ。

そして、今回帰国してみて二拠点生活のためのビジョンがリアルになってきたと同時に、課題が山積みなことも実感。道のりは遠いかもしれないけれど、少しずつでいいから自分のペースで「やりたいこと」に向かってがんばれると良いな。

こんなことを考えながらの高松から羽田の移動時間は、一瞬だった。

ということで、また東京へ舞い戻ってきた私。

さて、インタビューと打ち合わせが終わったら、20年来の友人が大阪から会いにきてくれたので、合流しておまちかねの焼肉へ。

大好きな焼肉KINTAN。雲丹とロース肉寿司、それから美味しいワインに酔いしれた夜。やっぱり東京は美味しいものが溢れていて本当に幸せ。



朝食は、イタリアではなかなか見つけられないエッグベネディクト。



翌日は今がシーズン、松茸の串揚げ頂きました。



タイミングよく、日本のオーガニックコスメの発表会にも参加。これは、酒蔵の米醗酵技術から生まれた日本酒酵母エキスのブースター。イタリアで人気が出そうな興味深い製造工程。



さらに翌日は、帰国初日に遊びにきた六本木BASECAMPへ。再開発エリアということで、実は9月末にクローズすることが決まっていた。だから最終日は絶対に来ると年明けから決めていた。たくさんの出会いをくれた、本当に大好きで大切な場所。



そんな六本木BASECAMPの最終日2日前。お店のエントランスに置いてある、1年に1晩しか咲かないと言われているサボテンの花が、咲、咲、咲いた。



クライアントへ挨拶に行った帰り道。久々に降り立った原宿駅がこんなにも近代的な駅に生まれ変わっていたなんて知らなかった。



怒涛の東京滞在が終わって、次は友人の待つ静岡へ。


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