
CIRCULATION #22
サーフボードが入院した。
Contributed by ERI
Trip / 2022.12.02
#22
奄美で過ごす8月。
それはそれは本当に、
暑い。
でも不思議と嫌な暑さを感じないのはなんでだろう?
湿気? 気温は高いはずだし・・・
気持ちいいほどカラッと晴れるおかげで、
気分がいいからなのか?

今日は朝からサーフボードをリペアに出した。
奄美大島のサーフポイントは、ほとんどリーフなのだ。
(リーフ : 海の底が岩やサンゴで覆われているところ)
だから怪我も少なく無いし、ボードに穴を開けてしまうようなことも多々…。
この奄美生活を始めてから、ほぼ毎日海に入っている。
そしたら、ボードにきれいに穴を開けてしまったのです。
やってしまったぁ…。
大好きなお気に入りボード…。
島の友達にどこへリペアに出せばいいか聞いたところ、
アンディと言う人物を紹介されて、さっそくコンタクトをとることになった。
彼は奄美に移住していて、自分でサーフボードも作ったり、
島の人のサーフボードを直したりしている。
まだちゃんと話したことがなかったため、
少し緊張しながら手広で待ち合わせた。
彼はとっても気さくで、「すぐに直してあげる」とのことで
私のサーフボードは入院した。
さて。今日は何するか?
と、考えていたら、勝手に人が集まってきて、嘉徳海岸に行くことになった。
だいちとゆうたとエリ
あと、
トキと沖縄から来た中学生2人。
6人でのプチトリップが始まった。
嘉徳までは2時間ほどかかる。
道中でカレー屋さんに寄って本日のカレーを普通盛りで頼んだ。
そしたら…
量がすっごいのと、
とにかく辛い(笑)。
私辛いもの、あんまりたくさんは食べられないんです。
海に行く前に地獄を見ました…。
でもしっかり食べ切りました。
さあ、気を取り直して嘉徳に行こう!
私はボードがないから、撮影に回っていた。
みんな気合入りまくりで、その熱量がビーチからも感じられた。
この夏は嘉徳に何回来ただろう?
10回は言い過ぎかな。
でもそれくらいたくさん来たし、
遠くても足を運びたくなる場所。
少しずつ工事が進んでしまって悲しい。

夕方になって、だいちは仕事のため先に帰宅。
私は残りの人たちを連れてドライブ。
島の子たちを乗せてたからか、なんだか保護者気分でした。
家に帰ると、いました。クレア。
「今日は何にする?」
「麻婆茄子にしようよ!」
てことで、帰ってすぐにスーパーへ行って買い出し。
このクレアとお買い物に行く時間がなんか好きなんだよなあ。
なんでもないただの友達との買い出しなんだけど、
おそらく、私がクレアに完全に心を許しているから、
一緒にいて何をしても、何もしなくても、
心地良いのです。
こんな友達に出会えたことが、奇跡なのか運命なのか。
まあ要するに、お腹がめっちゃ空いたから、めっちゃ仲良い友達とご飯食べられて幸せって感じです(笑)。
家に帰って二人で麻婆茄子を作って、食べた。
その後お風呂に入って、ゆっくりしてたら、
いつの間にか夢の中。
今日もゆっくりした充実な日。

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ERI
藤沢生まれ、横浜育ち。物心ついた頃には、絵の具で遊んでいた。アーティスト活動のため脱サラ。モノにあふれる現代に疑問を持ち、着飾らない自然体でいるスタイルの美しさを表現している。好きなものは、サーフィンとみかん。












































































