やっぱりハッピーアワー

Own Beautiful Adventure in Mexico #54

やっぱりハッピーアワー

Contributed by Nachos

Trip / 2022.12.08

世界中の国々をサーフトリップしながら、女性にフィーチャーした"saltybabe photo"を撮り続けている、フォトグラファーNachosさんの旅連載「Own Beautiful Adventure」。シリーズ第8弾は、メキシコでの旅の模様をお届けします!

#54

たどり着いたプエルトエスコンディードにある、とある海沿いの小さな町。





ビーチパトロール。

青い海と空、白い砂浜。
砂浜ではパラソルやビーチマットを敷いて、ゆったりまったりしている人たち。
海では楽しそうにサーフィンしている人たち。
どこからか聞こえてくるラテンミュージック。

最高か。


そしてここの街にも知り合いの知り合いがいるとの情報を嗅ぎつけた私は、数日前に彼女にメッセージを送っていた。

ちょうど今日の夕方なら時間があると言ってたので、さっそく夜ご飯に行く約束をした。



乗合トラックに飛び乗って、彼女が大好きだというポソレを食べに町まで。



ポソレとは、アステカ時代の頃から続く伝統料理のひとつ。

とうもろこし(日本では売っていない生のジャイアントコーン)とお肉を煮込んだスープ料理で、この上にレタスやラディッシュ、ライムにチリや香草などをかけて食べる。
日本で思い描くいわゆるコーンスープとは全然違う食べ物。



ご飯を食べていたら、偶然結婚式の余興?に遭遇した。

「ナチョ、すごいタイミング!ラッキーだね」と友達が言った。

私はスープを食べている手を止めて、店の外に出て写真を撮った。



ご飯を食べ終わった後はビーチで乾杯しようと歩いて移動。



メキシカンパイプとして大波の怖く美しい波が破れる世界でも有名なサーフスポット『ZICATELA BEACH』



BALIに引き続きここでもHAPPY HOURの文字が。

この看板を見つけたのに入らない理由はない。



とびきりフレッシュなマンゴーとメスカル(日本で言うテキーラ)のカクテル、メスカリーナ!

これが今までで飲んだ中で一番美味しいフレッシュカクテルかもしれない。
そして何よりも安い(笑)。
1杯飲むつもりがもちろん終わるわけはなかった。




少しどんよりとした曇り空だったけど、そんなの気にならないくらい気持ちがよかった。

「あ〜またメキシコに帰ってきたんだ〜私は!」
と言いながら、止まらないカクテルを喉に流し込んだ。


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