Between the waves #57
シークレットスポット
Contributed by Miki Takatori
Trip / 2023.01.09
#57
バリを離れるまであと1週間。
毎日気づくと一瞬で1日が終わって、なんだか気持ちが追いつかない。
バイクを売って、要らないものを友達やローカルにあげて、だんだんモノが少なくなってきた。
それでも毎日欠かさずサーフィンに行き、ビーチでゆっくりする最高な日々を送っている。
以前、記事で紹介した感情筋トレ。残り1回を残すのみでこっちも終わりが近づいてきた。
セミナーのお陰か、最近は“偶然の一致”が起こりすぎてエネルギーが変化してきたのを感じる。
この間カフェで友達とご飯を食べていると、横に座っていた外国人サーファーから声を掛けられた。
しばらく話していると、なんとその外国人と実は1年前にあるサーフスポットで会って話していた。
波がすごく大きい日で、私は海に入らずサーファーのビデオを撮っていた。
そこでサーフィンしていたのが彼で海から上がってきた時に会話をしたのを思い出した。
そして、そして、その彼が実は今受けているセミナーの主催者であるエリさんとも繋がっていた!
彼はヨガ、サーフィンリトリートを開催するホリスティックコーチで「今度開催するリトリートに日本人も来るよ〜」と言っていた。
エリさんが何かのリトリートに参加するのを知っていたので、「まさかその日本人てEriって名前じゃないよね?」と聞くと「え!知り合いなの!参加するのが彼女だよ!」
みたいなまさかの展開。
エネルギーやインナーチャイルド、感情リリースについてまさに勉強している最中だったので、彼とは話が合いその日は結局1日を一緒に過ごすことに。
私が今やっていることを10年以上続けていて、今は仕事として確立させている彼の知識は豊富すぎて、初めてちゃんと話したのに私のことを全てお見通しされていて不思議な感覚だった。
ローカルだけが知るシークレットスポット。
そんな話をこんな素晴らしい景色を見ながらやっていたもんだから、それは忘れられない1日になった。
会う人、起こること全てが起こるべくして起こっている。
常に直感を研ぎ澄まして、それを受け入れるスペースが必要。
だから、オーストラリアに行くと決めた決断も絶対に何か意味があると思えてきた。
バリで過ごす最後の1週間、愛と感謝に溢れた日々が待っていそう。
Miki
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Miki Takatori
1996年福岡生まれ。旅のマストアイテムであるサーフボード、ビキニ、ウクレレをスーツケースに入れ海沿いの街を旅する。現在はオーストラリア人パートナーとバリの小さなサーフタウンに住みフリーランス通訳・翻訳・ライターとして生活している。サンセット、サーフィン後のお昼寝、抹茶をこよなく愛する。