
Mamma mia! #143
南での冬時間
Contributed by Aco Hirai
Trip / 2023.01.17
そういえば、南で過ごしたホリデーの話をしていなかったので、ちょっとだけその時のことを。
ナポリでお目当てのピッツァにありつけず、マルゲリータな気持ちを引きずりながらも電車に乗りさらに南へ降った。

なんだか爽やかなナポリ駅。電車もハンサムに見える。ちなみにこの電車は日本のHITACHI産なのだ。
1時間半ほどで目的地に着くと、私が住んでいる北とは違って気温は20度前後。
滞在中は、毎日天気が良く、とっても暖かかったので、日中はアウターいらずで過ごせた。
こんな感じ。

この丘からの眺めが気持ちよくて、冬でも最高。
やっほ〜い!!!
幸せ♡
寒いのも嫌いじゃないけど、やっぱりポカポカしているのは身体にもマインドにもいいよね。

そんなナイスビューの向かいにあるのは、お土産屋と骨董品屋がミックスした謎のお店。店頭の英雄マラドーナもホリデー仕様。
基本的にイタリアのホリデーはお家で過ごすのが一般的なんだけど、24日のディナー前は毎年LUIGIとジントニックを飲みに出掛けている。クリスマスプレゼントを渡してたわいもない話をするだけなんだけど、この日に一緒にジントニックを飲まないとクリスマスを迎えられない、そんな感じ(笑)。

ハーバーの近くにある洞窟群にはイルミネーションが灯され、南らしい雰囲気のホリデー。

クリスマスディナー前のアペは、ジントニックで! と決まっているのだ。
クリスマスディナーはいつもながら豪華で、お腹がはち切れるほど食べた。
そして、本来なら団欒したり、カードゲームをしたりして、12時が回る頃にクリスマスツリーの下に積み重ねられたプレゼントを開けてワイワイするんだけど、今年は疲れ過ぎて団欒中に私がソファーで寝落ちしてしまったため、少し早めにプレゼントの開封タ〜イム!(←睡魔に勝てないなんて情けない)
そして、心地よく眠った。
良きクリスマスだった。

手作りのカザティエッロ (CASATIELLO)というパン? のようなもの。中にサラミやチーズなどが入っていて美味だった。

南では(地域によって呼び方が違うらしいので)Castagnelleと呼ばれているお菓子作りをお手伝い。中はチョコレート入り。

揚げるとこんな感じになる。ハチミツをかけて食べたりする。
そして、そんな南でのホリデーが終わって北へ戻ってきた。
気温は毎日3〜5度。
やっぱり、寒い。

私が住んでいる街には売っていないので、帰る時は必ず買って帰るパンチェッタピカンテというピリ辛のサラミ。
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Aco Hirai
2004年オーストラリア移住、2005年帰国、2019年マルタ島留学、2020年イタリア移住。 海外で活躍する日本人を取材したImhereマガジンを不定期で発信しています。(インタビュイー募集中)











































































