Between the waves #59
2年越しのオーストラリア
Contributed by Miki Takatori
Trip / 2023.01.30
#59
2020年3月にコロナの影響で、泣く泣くオーストラリアを離れて2年ちょっと。
やっと戻ってくることができた。
ただ今回は慣れ親しんだバリの地を離れるのが寂しすぎて、
このトロピカルパラダイスを後にする選択は本当に正しかったのか、飛行機に乗る瞬間まで考えていた。
「バリはどこにも行かないし、また戻りたかったら簡単に戻ってこられる」
そんなことを考えながら一睡も出来ず飛行機はシドニーへ到着。
外に出ると16℃という私の感覚では真冬の寒さ。
空港に迎えに来てもらった友達と一緒に、そのままシドニー北のマンリービーチへ。
ウェットスーツを着ているサーファーたち、朝からアクティブにコーヒーを片手にウォーキングする人々、澄んだ空気。
一瞬でオーストラリアを感じた。
シドニー北のNorthern Beachエリア。落ち着いていて自然と都市がバランスの良い街。豪国内でもみんなが住みたい場所に挙げる理由がわかる。
そのままサーフショップへ行き、ウェットスーツを購入。
両肩に重りでもつけているかと思うくらい、パドルがしにくい。
そして30分も海に入っていると凍える。
以前いたゴールドコーストとは比べ物にならないくらい寒さ。
早く暖を求めて北上しないといけない。
駐車場で出会ったサーファーとバリ帰りのことを話していたら
「これがオーストラリアだよ!おかえり!」と言ってくれた(笑)
朝サーフィン後のベーコンエッグ。これがずっと食べたかった!
バタバタで忙しかった数日を終えて、ゆっくりする暇もないまま早速次の目的地が決まった。
Miki
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Miki Takatori
1996年福岡生まれ。旅のマストアイテムであるサーフボード、ビキニ、ウクレレをスーツケースに入れ海沿いの街を旅する。現在はオーストラリア人パートナーとバリの小さなサーフタウンに住みフリーランス通訳・翻訳・ライターとして生活している。サンセット、サーフィン後のお昼寝、抹茶をこよなく愛する。