なんと、6万円超え

Mamma mia! #148

なんと、6万円超え

Contributed by Aco Hirai

Trip / 2023.02.21

イタリアに活動の拠点を移し、フリーのエディター・ライターとして活躍するAco Hiraiさんの生活をパーソナルな視点で綴った連載「Mamma mia!」。ついに恐れていたこの瞬間がやってきてしまった。日本円に換算したら、なんと6万円越え(泣)。


恐る恐る、スマホのアプリで光熱費の支払い金額の画面を開く・・・・

Oh, Mamma mia!!!!!

ついに、
家のガス代と電気代の合計額が6万円を超えてしまった。
悲劇!

というのも、ガス代の高騰を把握しつつも、寒さに耐えきれずリスカルダメントと呼ばれる壁に設置されている温水循環式ヒーターを朝から夜までずっとONにしていたり、頻繁に食洗機を使ったり、と思い当たる点はいくつかある。

ちなみに、去年12月までは条件次第でいくらか国からの支援があったりもしたらしいけど、今年に入ってその支援もなくなり、全体的にみんなが光熱費の高騰っぷりに悲鳴を上げているのだ。

・・・・・疑いたくなるこの金額。
だけど、イタリアではもはや普通かもしれない。
我が家はそんなに広くないので、6万ちょっとで収まっているけど、大きな家に住んでいる人ならきっと10万円超えでもおかしくない。

周りのイタリア人からも
「€500の請求が来た」
「ガス代がくそ高い」
とか、ちょこちょこ話に聞いていたから心構えはしていたものの、いざこの請求額を目の前にすると発狂する(笑)。

幸い、私の住んでいるエリアは2カ月に一度の支払い。
とはいえ、高いし、嫌だ。
日本に住んでいた時の光熱費がいくらぐらいだったかは覚えていないけど、
6万を超えたことは・・・・・・ない。

ということで、今回の光熱費は6万超えだった。

そんな週の始まり。



街を歩いているとたまに見つける本棚。「PRENDI UN LIBRO.. LASCIA UN LIBRO..」 と書かれた本棚は、1冊好きな本を持っていく代わりに、あなたの本を1冊置いて行ってね、という本交換できる本棚。




本屋で見つけて思わず手を伸ばした「ミラネーゼの手帳」。




歩いて30分のバールへ。ベルガッモットが練り込まれたコロネットが美味しい。




今日は空がとっても綺麗だった。





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