Living the Hakuna Matata Life #1
自分らしさを求めて
Contributed by SERINA
Trip / 2023.02.28
#1
大学3回生の冬、
周りが就活に追われている中、私は1人留学しようと決めた。
留学先は、ヘルシンキから電車に揺られ4時間半の場所にある“ヨエンスー”という小さな田舎街。
フィンランドへ向かう飛行機の中から。綺麗な空が見えて最高の目覚め！
なぜフィンランドなのか？なぜヨエンスーなのか？
色々理由はあるけど、
「自分らしく、幸せに暮らせそう」と思ったから。
これが一番しっくりくる。
今回留学しようと決めた1番の理由は、
英語力を伸ばすためでも、海外の友達を作るためでもない。
（こんなこと言ったら何のために留学してるんだって言われそうだけど。笑）
ただ、日本から離れて、ゆっくり自分を見つめ直す時間が欲しかった。
決して日本にいた頃が不幸だったわけではない。
大学に通って、アルバイトをして、友達と遊んで、平凡に、楽しく暮らしてた。
ただ、ずっと胸の中にモヤモヤしたものがあって
楽しく暮らしながらも、その一方で、何となく違和感を感じていたのは確か。
このままでいいの？
本当に今の自分で満足できる？
答えは考えなくても自分の中ではすでに決まっているのに
なかなか行動に移せなかった。
そんな中、ついにやってきた就活の時期。
皆が将来幸せになるための選択、決断をする時期。
今、行くしかない。
「大学4回生で留学行くの？思い切ったな〜」
ってよく言われるけど、
自分にとっては絶好のタイミング！
海外に飛び出すのに遅いも早いも無いじゃない！
ヘルシンキからヨエンスーへ向かう途中の列車にて
ヨエンスーに近づくにつれて自然や湖が多くなる
ヨエンスー。
ここには正直何もない。
私が愛してやまない韓国料理屋さんも、
スターバックスも、
おしゃれな洋服屋さんも。
娯楽と言えるものはほとんどない。
だけど、自然がある。
今の自分には、自然さえあればそれで十分。
毎日色んなことを考えて、
色んな人と会って話をして、
大自然の空気をお腹いっぱいに吸いながら、自分の時間を大切に生きている。
ありのままの自分で、自分らしく生活してる。
非英語圏での留学。
異国の地で暮らす中で、もちろん不便なことや辛いこともたくさんあるけれど
日本に帰りたいとは、まだ思わない。
だって、まだまだこれから！
やりたいことも、観たい景色も、私には山ほど残っているから。
街を探索している時に出会ったヨエンスーのおじいちゃん。可愛い！
最近のヨエンスー。この日は久しぶりに太陽が出て一日中外にいた。
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SERINA
京都生まれの京都育ち。マイペース。 どっちかというと不器用な方だけど、好奇心旺盛で何でもチャレンジしたい人。 好きなことは、食べること、寝ること、散歩、1人でのんびり過ごす時間。 群れるのは苦手。 ゆるゆるだけど、自分なりに真面目な日々を過ごしている。
