Alles Gute #1

ドイツに行くことにした

Contributed by meg

Trip / 2023.03.27

悩み事が尽きない日々をリスタートするため選んだ街は、ドイツ・ケルン。自分でもまだ分からない「何か」を求めて、ときめく音の鳴る方へ進もう。「もうワクワクすることしかしたくない!」と心に決めたmegさんが綴るドイツ留学日記。

#1


4月からドイツ・ケルンの語学学校に通う。最初の半年間、語学学校に通うことだけは決まっているけど、それから後のことは何も決めていない。

ドイツに行こうと思ったのは、「もうこれしかない!」と思ったからだった。
新卒で入った会社と折が合わず1か月で退社。実家の旅館を手伝ったけれど、帰ってきて3か月足らずで閉館することになった。

将来を考えないと。編集者、ライター、美術館の学芸員、ミニシアターのスタッフ、やりたいことはたくさん浮かんでくるけど、「日本で始める」ということになぜかしっくりこなかった。

もうワクワクすることしかしたくない!
そう思ったときにふと頭に浮かんできたのが、「ドイツで生活してみる」ということだった。
自分自身の新たな一面を見つけて自信になるとか、考えもしないような環境が意外にフィットしたりとか。生活するだけでも失敗するのが当たり前の環境に身を置いてみたら、挫けずにやっていけるんじゃないかと思った。

元々大学でドイツのアートについて学んでいたこともあり、現地での生活に憧れはあった。二度、ドイツの大学で学ぶチャンスはあったけど、コロナでだめになって「いつかは絶対行ってやる!」と思っていた。

大学でドイツ語を選んだことに特に理由はなかったのだけれど、勉強してみたらドイツの文化的な自由さにどんどん惹かれていったのだ。
若いアーティストが集まって作品展示やパフォーマンスを盛んにおこなっていることや、作品を買ったり、パフォーマンスを見に行くということが身近なこと、日本では賛否両論の意見が出るヌード作品などもごく普通に展示され、それについて議論が交わされていること。

ドイツで文化に溺れるような体験をしてこよう!
そんなわたしのドイツでの日々のことを綴っていこうと思う。





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