コンテナアートの完成

CIRCULATION #27

コンテナアートの完成

Contributed by ERI

Trip / 2023.03.24

「もしかしたら奄美大島の島んちゅたちは、世界が丸ごと見えているのでは?」とアーティストERIが特別なパワーを感じた奄美大島。彼女がナチュラルでいられるセカンドホーム・奄美をスタート地点に、世界中で暮らす人々の生活を詰め込んだ”CIRCULATION”。


#27


楽しい奄美で過ごす時間は、あっという間に過ぎる。

目標にしていたコンテナアートの制作も、1週間が経ち、

ついに完成した!





そしたら、たまたま周りにたくさん友達と、依頼してくれた優人さんがいて、

記念撮影大会が始まった。



グリーンヒルの看板よりも前にあるこのコンテナは、

お店の目印になった。

正面のアカショウビンがたくさんの人をグリーンヒルに連れてきますように。

そして、

私にとってこのワークは、一生の思い出となったし、

その後も奄美にトリップで行った時はサーファーに出会うと、

このコンテナの話になることがたくさんあった。

私のサーフィン人生がまた少し豊かになるような出来事となった。



奄美に居れる時間もだんだんと少なくなってきた。

1ヶ月と1週間の予定だったのだが、実は2周目に緊急の仕事が入って、

1週間ほど地元に戻った。

だからと言って、奄美にいる時間を減らしたくなくて、

飛行機もしっかりと1週間ずらした。

しっかり、ちゃっかり。

だって、夏の奄美にこんな長くいれるチャンスは次いつ来るかわからない!

こんな魅力的で、こんな最高なチャンス、逃せない。。。


かと言って、何かしたいわけではない。

今までもこの連載で綴ってきたように、

正直何もしていない。

その日暮らしなのだ。

今日波があるからサーフィンにいく。

今夜友達が集まるからみんなで行こう。

明日のことは明日考えよう。

だって今が十分に幸せで、

何もなくても、満たされているから。


奄美にいる時は、何も考えずに生きていたが、

今思うと、こんなに豊かなことはあるか?

というくらいに心が満たされていた。


普段、仕事に行って、様々な人と話す機会があり、

自分にリズムが合う人ばかりではない。

えっ!

と、思うような話や態度を経験することがある。

仕事をするにはつきものだ。

仕方がない。

人はたくさんいる、その分だけ個性がある。

その人それぞれのバックグラウンドがある。

それを知りもしないのに、何か言われてもすぐ怒ってはいけないと

私は考えている。

正直、相手はこんなことまで考えていないと思うが、

私はそういう不器用で損するタイプなのだ。

だからこそ、

奄美大島という偉大な自然の中で生きてきた人と

時間を一緒に過ごすことは、

リフレッシュにもなるし、新たな学びがたくさんもらえると感じている。

自分に優しく、人に優しく。



。。。。?

なんだか最終回みたいなこと書いてますね?

もう少しだけ、奄美編書かせてください:)



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