Between the waves #73
バリが秘めた力
Contributed by Miki Takatori
Trip / 2023.04.14
#73
バリに来て、もうすでに1ヶ月。
実は今週バリ島南のウルワツエリアに引っ越してきた。
バイクも買って、ビザ手続きも終わってようやく落ち着いてきた最近。
以前バリにいた時は週末通う程度だったウルワツ、だけど来る度にここに住んでみたいという欲が高まって引っ越しを決めた。
ちょうどいい場所に静かでこじんまりした家も見つけてすごく気に入っている。
大好きなBingin Beachまでバイクで10分ほど、朝からお散歩がてらここに来て海で泳げるなんて夢にまで思ってたこと。
この景色を見るだけでも朝から癒されるし、サーフィンした後に火照った体で飲むココナッツはこれ以上ない幸せ。
バリではほとんどの人が英語を話せるけど、最近少しインドネシア語を勉強しているおかげで、みんなにインドネシア語で話しかけるとすごく喜んでくれて最高の笑顔を見せてくれる。
この笑顔がめちゃくちゃ癒される。
駐車場で仕事しているおじちゃんが笑顔で手を振ってくれるたびにハートが温かくなる。
バリニーズの平均月収は3-6万、お金ないってみんな言ってるけど、でも全員あの笑顔。
赤ちゃんみたいなピュアな笑顔。
何か困ったことがあるとすぐに誰かが助けてくれるし、観光客がバイクで転んでも一目散に駆け寄って手を貸してあげている。
なんて言ったって、人が優しすぎる。
そんな人たちに囲まれているから、バリに住んでいる外国人も基本ご機嫌でいい人しかいない。
“幸せ”の基準って人それぞれ違うけど、ここにいると必要最低限あればもうそれで十分。
バリに住んでもう合計2年になるけど、いつまで経ってもこの基準は変わらない。
Miki
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Miki Takatori
1996年福岡生まれ。旅のマストアイテムであるサーフボード、ビキニ、ウクレレをスーツケースに入れ海沿いの街を旅する。現在はオーストラリア人パートナーとバリの小さなサーフタウンに住みフリーランス通訳・翻訳・ライターとして生活している。サンセット、サーフィン後のお昼寝、抹茶をこよなく愛する。