International Food Day

Vive les vacances ! ~Time to spare Heart to spare~ #22

International Food Day

Contributed by Mizuki

Trip / 2023.05.24

Vive les vacation!=“バカンス万歳!”
バカンスを生きがいにし、「暮らし」や「人生」に豊かさを求めるフランス人の生活を表す言葉。そんなフランスに留学中の大学生Mizukiさんが、現地から仕事やお金に執着せず、日々の生活をどう楽しむか、豊かな暮らしを送るヒントをシェア。


#22


リヨンに来てから、フランス人はもちろんだがフランス以外の国からやって来た人ともかなりの確率で出会う。自分は留学生なので他の留学生と関わる機会が多いのは当たり前かもしれないが、それにしてもリヨンはインターナショナルだなと思う。私は「フランス文化」に興味を持ってリヨンにやって来たというのは言うまでもないが、リヨンには世界中からの留学生が集まっている。だから「異文化交流」も留学ならではの体験。それにちなんで、留学生同士で一時期ブームになっていたイベントについて話したいと思う☺︎

それは “International Food Day” (インターナショナルフードデイ)

このイベントは留学生自ら行っているディナーパーティーのようなもので、留学生同士で人を集めて開催している。学校は一切関係ない。毎週水曜日の夜、グループ内の一人(or 同じ国籍の人がいれば一緒に)が自分の国の料理をみんなに振る舞うのがこのパーティーのメインポイント。10〜15人くらいのグループなので、かなりの数の国籍を持つメンバーが集まった。

第一回目の開催で先頭を切って料理をしてくれたのが、スイス出身の Felix(フェリックス)。スイスと言えば?? そう、「チーズフォンデュ」。みんなの期待を裏切らず、大きなチーズの固まりを抱えてやって来てくれた。



スイスのチーズフォンデュには白ワインがたっぷり入っているらしい。確かにワインの風味がした! それだけでほろ酔いになってしまう人もいるんだとか。みんなで鍋を囲んで食べるのもチーズフォンデュの魅力!

第二回目のシェフは、ポーランド、スロバキア出身の Karolina(カロリーナ)と Liana(リアーナ)。今までポーランドとスロバキアの料理は食べたことがなかったのでどんなものか全く想像がつかなかった。



彼女たちが作ってくれたのは「ピエロギ」という料理で、見た目は餃子のようなもの。皮から手作りしてくれた。

お肉や野菜、チーズなどの具材が包まれていて、それを茹でたものと、焼いたものを振る舞ってくれた。食後にはデザート版ピエロギも出てきて、ジャムやお砂糖と一緒に食べた。色んな食べ方ができるのは面白い発見!

第三回目はアリーン。#21で登場した友達。イギリスからの留学生だがオリジンはインド。インドカレーとナンを作ってくれた。


スパイスが効いていてとっても美味しかった。みんなすぐに平らげてしまった。


最後は韓国からの留学生 Halam(ハラム)。日本にいた時から大好きな韓国料理。そろそろアジアン料理が恋しい時期だったので待ちに待っていた Korean day☺︎


(上)Andong-jjimdak(発音がわからない……) というチキンや野菜が入った鍋。他にはトッポギやキムチチャーハンも。



チャミスルも!



最後には激辛ラーメン!


みんなヒーヒー言いながらラーメンを食べていたのに、チームアジアは黙々と食べていた(笑)

このような感じでインターナショナルフードデーは毎週続いた。

私は基本食べることが好きなので、「食」を通して違う国の文化を体験できるのはとても良いアイデアだと思う。でもそれは世界に共通して言えることだと思う! だってみんな食べることが好きだから。そんな素敵な会に参加できて嬉しいな。

そろそろ私の出番も回ってくる。何を作ろうかな…?

でもやっぱりみんなは “Sushi”を期待してるらしい(笑)


À bientôt!



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