Everybody has a gift #0
戻ってきたエリンゴスタ
Contributed by ERI
Trip / 2023.05.12
だって、1番好きな絵を描く気力が、ずうっと生まれない。
もう1人の自分 「いや、あんたね、それ、甘えてるだけだから。」
えり「え?」
もう1人の自分 「だって、遊んでばっかで、海入ってばっかで、たまに気が向いた時に働いて… そんな"普通"の生活してたら、生まれるアイディアも生まれないわ!」
えり 「たしかに遊んでばっかりだったけれど…」
もう1人の自分 「だから、あんたには非日常の刺激が必要なの。自分が今の生活じゃ得られないような、ギリギリの体験をしてきなさい。そして、他の国で生きる人たちと話せ!!!」
えり 「あい… ポチッ 航空券とれた」
また新しく連載を始めました!
そして今回は、戻ってきたアメリカ編です。
私、また絵が描けなくなっていたのです。2022。
理由はいろいろあるけれど、1番の要因は、普通になってしまったことかもしれない。
“普通”、に対しての意見はたくさんあると思うけど、ここでは私の生活がすごく安定していることを"普通"と言わせてください。
要するに、自分の安全圏内に留まりすぎて、平和ボケしてしまっていた。
なぜアメリカなの?
人、アート、食、全てが私の細胞を刺激する国だから。
人間皆、生存本能があると思う。
私はその生存本能がくすぐられる時に、いいアイデアを思いついたり、思い切った行動ができたりする。
だから自分をこの旅で追い込んで、この平和ボケをいい意味でぶっ壊して、生存本能バリバリのエリンゴスタに舞い戻ってやる!
そんな旅です。
絵描きとして、皆に伝えたいメッセージを常に持っているからこそ、伝えるツール【アート】のレベルをあげたかった。
私の中でアートのレベルは、上手い下手というよりは、情熱がこもっているかが鍵になる。
その情熱は言わずもがな自分の中から生まれる。
でも自分と向き合えていない時にいくら絵を描いても、自分も納得できないし、見てくれる人にも説得力がない。
と考えている。
そして、窮地に追いやられた時こそ、自分が弱くなっている時こそ、己と一番向き合えると考えた。
だから、来ました。
お久しぶりです!アメリカァ〜
この連載は、日記というよりは、それぞれテーマを持ってお話ししていきます。
もちろん内容はアメリカに来て感じたこと、体験談。
回によっては、すごく当たり前なことを、すごく自信を持って話していると思いますが・・・
私ERIが本気で感じたことなので、初心に戻ったつもりで楽しんでください。
今回の連載は、合計15回に渡って連載をします。
そのタイトルたちを発表しますね。
0 戻ってきたエリンゴスタ
1 やるか やられるか
2 孤独
3 内側と外側
4 自分と他人
5 秘密の力
6 大放出
7 技術とスキル
8 食と思考
9 生きるには、食べること
10 食と生きる私
11 動物
12 執念と集中
13 アートとデザイン
14 笑顔 愛
15 人生サバイバル
連載のタイトル【Everybody has a gift】
これは、ある日の帰り道にタクシーの運転手さんと、この旅でいろいろな人に出会ったと話しているときに、「Everybody has a gift だよね」と、ぽろっと言われた言葉。
意味は、【皆違ってみんな良い】
まず今回の旅の詳細をすこし。
2月半ばから1.5ヶ月のアメリカ1人旅。
コースは、
Los Angels → Portland → New York → San Diego → Los Angels
です。
この中にみなさんの好きな土地はありますか?
今回は最初のLos Angelsでのみ予定があり、そこからは全部行き当たりばったりで決めました。
我ながらこの期間旅に出るのに、ノープランとは。
泊まるところも決めてないし。
サバイバルをするのだ。
始めに今回の旅の感想を言います。
自分の興味に正直でいていいんだと学んだ。
そして、今のエリは、超エリンゴスタです。
人生は、ひとまず、一度きりらしい。
連載始めます!
よろしくお願いしまああああああああああああああああああす!!!!!!!
おまけ
一人旅に出ると、強制的に知らない人に話しかけるイベントが多数発生する。
これは、人見知り克服する大チャンスである。
一人旅に出たことのない人、おすすめ。
絶対に一人で生き抜かなければいけない環境は、
人をマジで強くする ⤴︎
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ERI
藤沢生まれ、横浜育ち。物心ついた頃には、絵の具で遊んでいた。アーティスト活動のため脱サラ。モノにあふれる現代に疑問を持ち、着飾らない自然体でいるスタイルの美しさを表現している。好きなものは、サーフィンとみかん。