10年前、ロンドン、雨

To Me, Somewhere in the World #81

10年前、ロンドン、雨

Contributed by Yoko

Trip / 2023.05.31

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。日本国内の旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#81


久しぶりに友人、いや親友から嬉しい連絡が届いた。


Cheers!


門出を祝う場に呼んでもらえるのは何度だって嬉しい。とはいえ「好きな人を呼んで好きに過ごしてほしい、自分の式なんだから」と、どの人にも心から言うのだけれど。式の場は仕事で関わっていたことがあるからこそ、席次を決める大変さはよくわかっているから。でもそこに自分の存在が望まれるなら、それはやはり嬉しいのである。祝・30回目の門出だ。

ちなみに自分は未・門出だが、それなりに幸せだったりする(聞いてない)。


ロンドン郊外。


さて、そんな彼女と10年前に行ったのは欧州3か国旅。コスパ重視の学生旅にありがちなイギリス(ロンドン)→フランス(パリ)→イタリア(ローマ)の3か国。彼女はパリ、私はローマ(正確にはフィレンツェ)に行きたくてこのツアーを選んだ。

ツアーと言っても移動のセットだけで、観光地の周り方や行き方はフリー。つまり全て自分たちで調べる必要があって、当時そこまで旅慣れてもいない、お金があるわけでもない大学生の我々は、かなり苦労した記憶がある。

それでも当時できたばかりのハリーポッターのスタジオツアーに行きたくて、電車を乗り継いで遠くまで行った。それがロンドン旅の一部始終。


ハリーの部屋。



寮の部屋。



あの扉。


ハリーポッターシリーズは大好きだ。本から入って、最初に観た映画が3時間もあってその長さに驚いたけれど。最後まで読んで、観たけれど、今でも一番好きなのは第一作かもしれない。

そんな好きが講じて向かったスタジオは、まさに世界観そのままの場所やモノ、空間ばかりでワクワクが止まらなかった。いまや日本でそれを感じられるのだろうけれど。ロンドン郊外のそれは、辿り着くまでの不便さも手伝って相当記憶に残っている。バタービールはここで初めて飲んだ。甘すぎて、彼らの味覚を少し疑ったりした。


ロンドン市内。



ロンドン・アイ。


ロンドン中心部では街歩き。ロンドン・アイに乗ったり、水路を作るために中心がグンと上がる橋(名前を忘れた)に驚いたり。最後は駅のホームで、ここでもハリーポッターの9と4分の3番線を見つけて感動したりもした。もちろんお約束のポーズでお互いに写真を撮った。


思い出のプラットフォーム。


10年前は、ややあいにくな天気だったロンドン。いよいよ久しぶりに訪れるのだが、どんな空間が広がっているのか今から楽しみだ。いや、そういえば雨予報だった気もするが……。何にせよ、ヨーロッパはやはりアガる。



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  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、日本国内を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。