To Me, Somewhere in the World #113
3cmくらい浮いてるし、浮かれてるよ?
– 沖縄
Contributed by Yoko
Trip / 2024.01.24
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。
#113
世界はすぐにモノクロになったりバライロになったりする。急にバライロになったもんだからとってもhappy、そしてlove.
ピーチの早朝便で。
さて新年一発目のフライトは石垣。お正月のあれこれがあってからのロングフライトは、さすがにちょっとドキドキした。いつもより真剣に緊急脱出の説明を聞いた気がする。でも、たぶん普通の人の何倍かの回数は聞いてると思うので、そんじょそこらの人よりちゃんと行動できる気がする。慢心には注意。
オシャ・コーヒー。
10:30に到着した友人を少しお待たせして、こちらは11:30に無事到着! 機内のアナウンスで「到着地は雨です」と言われてびっくりしたけれど、着いて見ればやや天気が悪い程度で本降りではなかった。何事もなく空港で再会して2泊3日のスタート。
去年は何回旅したんだ、いったい何か国一緒に行ったんだ、というくらい一緒に旅している方と。そういう人は今まで生きてきたいろんな時期にそれぞれいたけれど、ここまで高頻度な方はいない気がする(笑)。いつでも楽しくてフッ軽で、とっても最高なお姉さん。ラブ。
海はいつでも綺麗。
1日目は市場をぶらぶらしたり、12月に行ったばかりの台湾・・式のマッサージを受けたり、ごはんを食べたりしてあっという間に終了。
2日目は、これがしたくてやってきた、いつものSUPへ。ここでも会いたいお姉さんに再会! 天気はややイマイチだったけれど、それでもやっぱり海は綺麗で、何より誰かと一緒に来られたのが最高だった。一人SUPでガイドのお姉さんを独り占めするのも楽しいのだけれど、ずっと誰かと来たいと思っていた場所に、誰かと来られることほど嬉しいことはない。
ピンク!
昼は、思いがけずに時間が少し空いたので、ほんとうにちょっとだけ竹富島へ。でも、それがすごくよかった。久しぶりの(友人は初めての)水牛車でめぐるちいさな町、海までの散策路、小さな商店、可愛い港。10分、15分の乗船で着く石垣島とは大きな違いがある竹富島を再訪して、ああやっぱり自分はちょっと何もないくらいの場所が好きなんだなと思った。何もないところにいないと、一つひとつの当たり前に感謝できない。奥尻島で思った「今ここにいるだけで幸せ」な気持ちを、竹富島で再確認した。
副業かしら。
来てよかった、生きてここに来られてよかった、と思える場所に出会えると浮かれるのは必然。やっぱり、まだまだ、世界のいろんな場所で未知のなにがしと出会いたい。でも、当たり前の日々もバライロで生きていきたい。気持ち一つなら、気持ちを強く持って。
アイスキャンデーという響きがいい。
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Yoko
長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。