Between the waves #106
やっぱりloveだけ
Contributed by Miki Takatori
Trip / 2024.04.22
#106
Bad karmaが続いた3月を半分走り切って、loveに満ち溢れた日々が戻ってきた。
ホームのウルワツは、雨季が終わって乾季に入るタイミング。いつにも増して海が青く透き通っていて一生眺めていられる風景。風も落ち着いてきて、だんだん涼しくなり季節的には夏の終わり。
サーフィンのハイシーズンももう少しではじまる時期で、大好きな友達がみんな戻ってきた!
バリで数ヶ月か半年ほど過ごして、残りは自分の国で過ごすスタイルの人が多いこともあって、去年仲良くなったみんながどんどん帰って来る。心の底から嬉しい。
毎週末、サンセット、ディナー、サーフィンの予定がいっぱいで、久しぶりに会う友達とキャッチアップをしながらお互いの近況報告。
変わっているようで、何も変わっていなくて、そんな他愛もない話で盛り上がれることはいつも同じ。1人で過ごすのが大好きな私だけど、やっぱり人間って1人じゃ生きていけないってこの時すっごく感じた。
誰かを恋しくなる気持ちだったり、愛して愛される感情ってめちゃくちゃ美しいと思う。
劇的な恋愛をしたとか、運命の人に会ったとか全然そんなことは起こっていないけど、一緒の空間にいなくても誰かが自分のことを考えてくれている。それを誰かが素直に言葉にして伝えてくれるだけで心がポカーっとあたたかくなるあの感覚。
Loveのバイブレーションってやっぱり高くて、たったそれだけで1日起こることすべてに影響して、もう思い通りにしか物事が起こらなくなる。
あ、今日絶対楽しいサーフィンが出来るって思いながらサーフスポットに行って、沖に出る瞬間から既に楽しくなって笑顔が溢れながらパドルアウトしていたら、いつも人が多くてなかなか乗れないスポットでもなぜか簡単に波に乗らせてくれて、そのお陰で楽しくなってテンションがぶち上がって、なんだか好循環のサイクルにツボってしまった。
やっぱり結局は愛なんだな〜。
Miki
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Miki Takatori
1996年福岡生まれ。旅のマストアイテムであるサーフボード、ビキニ、ウクレレをスーツケースに入れ海沿いの街を旅する。現在はオーストラリア人パートナーとバリの小さなサーフタウンに住みフリーランス通訳・翻訳・ライターとして生活している。サンセット、サーフィン後のお昼寝、抹茶をこよなく愛する。