美容大国タイ〈前編〉

真夏の風を探して #2

美容大国タイ〈前編〉

Contributed by satsuki azuma

Trip / 2024.05.28

「みんな同じ地球にいるはずなのに、自分の知らない世界が存在する」
はじめての食べ物、はじめての当たり前、はじめての現地の人との会話。旅先での“はじめて”は、いつだって私にワクワクを届けてくれる。モデル・俳優としても活躍する東咲月さんが等身大の姿で「旅」の出来事を綴ります。



タイに到着してから3日目の朝を迎えた。



この日は、朝食をホテルで食べるところからスタート。
宿泊したホテル シェラトンでは2箇所からお食事処を選ぶことができて、私たちは混んでいない方を選んだよ。どちらもビュッフェスタイルなんだけど、私たちが選んだ方はメインディッシュを選ぶことができた!



ビュッフェの中心には何やら四角いものが置かれていて、これは何だろうと考えていたら小さな子供も「これは何?」と同じ質問をしていた。



これは何だと思う?
正解は蜂の巣だった! 自分で好きな分だけ蜂蜜を蜂の巣から取ることができるみたい。

普段からヨーグルトに蜂蜜を入れて食べているけど、疲労回復にも熱中症にもハチミツはいいと聞いたことがあるから、今日もヨーグルトに蜂蜜を入れて食べてみた。
タイでは熱中症対策も意識して旅を続けたいな。

朝食を食べ終えて、今日の目的地に向かうことにした。
今日の目的は、タイの美容を知ること、体験すること。





タイは、美容大国でも有名だよね。
自然と太陽に恵まれた土地を持つタイだからこその美容情報を知りたい! というのも今回旅先にタイを選んだ理由の一つ。
とっても気になっていたスキンケアブランドがあって、この日はそれをゲットしに行ってきた!

元々美容についてリサーチしたり実際に体験してみたりすることが好きで、旅行先では現地にしかないスキンケアブランドや美容に関するネタを探すことがとっても楽しくて好き。

今回、いちばん気になっていたのがタイの伝統医療、オーガニックハーブの力を活かした「アバイブーベ」というハーブや植物、果物など自然のものを使用したスキンケアブランド。タイ王室ブランドとしても知られているよ!

ちなみに、いちばん知名度があるのはマンゴスチン石鹸とバタフライピーのシャンプーとリンス。

私はマンゴスチン石鹸が気になっていて、ずっと行きたいと思っていた〈レモンファーム〉という場所で購入ができた。
ピンク色の箱に入ったマンゴスチン石鹸は、30B(約120円)くらいで老化・にきびや肌荒れ、しみ、しわ、お肌のトラブルに働いてくれるみたい。毛穴の引き締めにも効果的らしい!

タイに来てから、大きめの痛いニキビが1つできてしまってこの石鹸を使ったら、次の日朝にはニキビのサイズがすごく小さくなってた……驚き!! 写真を取っておけばよかったな。



石鹸のパッケージもとっても可愛くて、お土産にもぴったり。
石鹸自体の香りはマンゴスチンの香りはしなくて、日本の薬局などで販売されている石鹸同様の香りだから強い香りが苦手な人でも安心して使えるんじゃないかな。
撮影以外で自分でお化粧をするときは、石鹸で落とせる日焼け止めとアイブロウを施すぐらいでほとんどお化粧をしないこともあるから、いつも汚れを落としてくれる成分が入っているかを見て選ぶようにしているの。

意外と洗浄力が強いのが固形石鹸の特徴だから、お肌に合う成分なのかなぁっていうところと、同じ固形石鹸を使うのならいいものを取り入れたいということでこだわって選んでいるよ。普段はプロポリス石鹸を使っているんだけど、日本に帰ってきてからはマンゴスチン石鹸を毛穴の洗浄を意識して夜に使うようになった。そしてプロポリス石鹸はニキビ予防(皮脂)で夜寝ている時についた汚れを朝落とすために使い分けをしている。

石鹸の洗浄力の強さに毎日洗っていると肌荒れしちゃったり、春先に花粉症で肌荒れしちゃう人は、洗いすぎで肌荒れしてしまう時期がある。そういう日は何もスキンケアしないのがいちばんなのかなって私は思っていて、1日だけ肌を休める日を作っているよ。


話がそれちゃったんだけど、実はアバイブーベの商品を豊富に取り扱う国立病院があって本来はそこに行く予定だったの。というのも、私はここに行きたかったけどバンコクから距離が離れすぎていて、渋滞にハマったらなかなか帰って来れないよとタクシーをチャーターする前に言われてしまいスケジュールの都合で断念したのでした……。

私が行きたかった国立病院は、プラチンブリ県というバンコクから車で約2時間離れた場所にある〈チャオプラヤアバイブーベ国立病院〉という病院。
広大な完全無農薬農場を持ち、薬事工場と製品工場、伝統医療の学校、宿泊施設付きの研修などが併設されているんだって。ラーマ5世の迎賓館として建てられた洋館をハーブなどの博物館として使用しているのも、訪れたい魅力の一つ。

この病院にお客さんとして入ることができるのは、漢方薬局やマッサージ、スパ、「アバイブーベ・スパ・キュイジーヌ」というヘルシーな料理をお手頃な価格で提供してくれるレストラン。ここは1日中過ごすことができるくらい館内が充実しているから余裕を持って予定を組むことがおすすめだよ。

私が特に気になっていたのは「アバイブーベ・スパ・キュイジーヌ」。
よく日本で見かけるようなタイ料理ではないアバイブーベがおすすめしている野菜などを使用した体に優しいお料理の提供がされていて、そのお料理が気になってたんだよね。

体調が悪くなったら、基本的にハーブや野菜で食事を作って体調を整えましょう。というのが、ここでの考え方みたい。
アバイブーベの全商品が揃うショップも品数が豊富みたいだから、やっぱり朝イチに行って丸一日堪能したい!!

後編では今回は他にも購入したものがあるので、その商品から紹介しちゃいます!
お楽しみに!



アーカイブはこちら

Tag

Writer