湖のうえでもだらだらしてみた

To Me, Somewhere in the World #135

湖のうえでもだらだらしてみた

Contributed by Yoko

Trip / 2024.06.26

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#135


寝転がりながら何かをする習慣がつくのは、一人暮らしをしてからではなかろうか。SUPをしていたって、目を閉じて寝転がる時間が一番好き。主にヨガ後。

久しぶりに松本よりも南へ。諏訪も行きたかったけれどスルーして、白樺湖まで行ってきた。去年から南信に住んでいる友人とSUPをしに。なんとも言い難い天気の日で、晴れてはいるものの雲が出ており、高地なこともあって、思ったよりも涼しかった。


白樺湖にて。


白樺湖のまわりはレジャー・リゾート施設がいっぱい。車ならすぐに一周できるほどの小さな湖だが、半周する間に大きなホテルがいくつもあった。目当ての場所につき、2時間ほどSUP。途中でお参りできるのが面白ポイントらしい。平日だったので友人と二人かと思いきや、メンズたちも二人いて、四人で人工の湖のうえをすべった。ハーフタイムの休憩時間に飲んだ湧水が冷たくて美味しかった。


ビーナスライン。


ところで長野は本当に広いので、上から下まで3時間以上かかる。「今日は電車で2時間かけてきた」「関係性は高校の部活の先輩後輩」というと驚かれた。メンズたちも地元の友達らしい。九州。我々は北海道。ガイドしてくれたお兄さんも関東からの移住者で、10年以上、このあたりに住んでいるという。そしてここは長野。いろいろ集まる場所みたいだ。


宮古島にて。


海では何度かSUPをしたことがあったが、湖では初めて。波はないけれど、風が吹くとある程度の流れはあったので、湖も湖で、筋肉痛になるくらいの力は使った。今までしたことがないターンの技を教えてもらったり、SUPに飛び乗ってみたり(後輩女子が。ちなみにメンズたちは飛び乗り切れず落下していた笑)。たまにする海(湖)アクティビティは、なかなか楽しい。


霧ヶ峰にて。


帰り、お兄さんにおすすめされ、去年に引き続き霧ヶ峰に立ち寄り、諏訪で解散。道中のドライブで1年の近況を報告しあい、別れてからまた2時間かけて帰宅した。こんな不意に会える関係性の友人が、いろんなところにいる。本当に嬉しい。



アーカイブはこちら

Tag

Writer

  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。