Between the waves #115
ガールズサーフトリップ -後半
Contributed by Miki Takatori
Trip / 2024.07.29
#115
8ヶ月ぶりに帰ってきたメンタワイ。
見慣れた景色と新しい景色、今回は前回のサーフトリップとは真逆のエリアを中心にサーフィンしたお陰で、新たなお気に入りのスポットも発見できた。プロサーファーから教わる毎日のコーチングの成果も出て、前半と後半のサーフビデオを見返すと違いが丸わかり。毎日、乗る波すべてをビデオに納めてくれているお陰で何がどう違うのかがすぐにわかる。波の上ではもっとクールにスタイリッシュに何かしているようでも、ビデオを見ると撃沈するほど落ち込むのはみんな同じ(笑)。
海の中から美しい写真を撮ってくれるウォーターフォトグラファーのCaitと、船から1本1本コメント付きでビデオを撮ってくれるプロサーファーのTim。早朝から夕方まで休むことなく頑張ってくれた2人には本当に感謝。
メンタワイのサーフトリップ史上、全員ガールズのチャーターは今回が初めてらしく、どこに行っても他のボートやサーファーから注目の的だった。きっとみんなはキラキラなサーファーガールたちが外でシャワー浴びてたり、船からバックフリップをしてるところだけを見てたはず、でも実際は朝セッション後からビールを開けてとにかく疲れ果てて、昼寝をするかお腹が空いてスナックを食べまくるというどちらかだった。キラキラとはかけ離れたボート上の現実。
今回のメンバーはみんな個性的で、やっぱり旅を面白くしてくれるのは目的地だけじゃなくて一緒に行く人だなと実感。
ボートが予想していたより小さくて、不安になっていた初日とは裏腹に、旅では小学校の時のキャンプ生活みたいにみんなで夜遅くまで語ってベッドに入っても「Who is still awake?」なんてヒソヒソ声で会話をはじめて10人1部屋で正解。これが一番思い出に残っている。
12日目が終わってバイバイする頃には、みんな姉妹みたいに仲良くなって、お別れが悲しくて泣いたほど。
だけどハワイにもフランスにも、カリフォルニアにも行けば会えるサーファー友達が出来た! 必ずどこかでまた会える気がする。
文字では表せない「Surf Eat Nap」の日々の写真たちをお楽しみください↓
All beautiful photos taken by @caitmiersphotography
Drone shots by @tim_bisso
3時間サーフィンした後のナシゴレンほど美味しいものはない
女の子10人がいるとは思えないほどただただ寝るだけの部屋、だけどここで語った深夜トークは今思い出しても笑えるものばかり
1日中海で太陽を浴びまくって移動中はみんな爆睡
バーベキュー付きのボートで毎日ご飯が最高に楽しみだった
キャプテン、シェフ、ボートのクルーたち。みんな優しくて、毎日たくさんインドネシア語で会話して、彼らが恋しい!
Miki
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Miki Takatori
1996年福岡生まれ。旅のマストアイテムであるサーフボード、ビキニ、ウクレレをスーツケースに入れ海沿いの街を旅する。現在はオーストラリア人パートナーとバリの小さなサーフタウンに住みフリーランス通訳・翻訳・ライターとして生活している。サンセット、サーフィン後のお昼寝、抹茶をこよなく愛する。