美味しいご飯と楽しい買い物は、一人より二人で

To Me, Somewhere in the World #137

美味しいご飯と楽しい買い物は、一人より二人で

Contributed by Yoko

Trip / 2024.07.10

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#137


美味しくごはんを食べて、気持ちよく買い物する旅をしたいときは、一人よりも複数人に限る。一人より二人、二人より三人、と。特に台湾は。


京鼎小館。烏龍茶の小籠包。



天天利美食坊。外せない。


一人なら一つのせいろでも精一杯の小籠包、二人なら何種類か食べられる。単品注文時の小皿しかり。魯肉飯以外の料理に手を伸ばしたいと思っても、一人だとフードファイトになってしまうので、なかなか。誰かとならば、シェアしていろんな種類を無理なくいただけるし、何より「美味しいね」を言い合えるのが最高。


夕方の夜市。


リゾート地ではなく都会へ旅に来ると歩き倒してしまう。しっかり観光したい旅先でも、買い物やごはんメインの旅になりがちな台湾のような旅先でも。最近ほどよく訪れている台湾や韓国では、もはや観光らしい観光はせず、目当てのイベントやお店に行ったり、ご飯を食べたりしてばかり。それはそれで楽しいのだが、何せ歩数がかさむ、かさむ。意識して休憩しなければあっという間に夜で、今回はそんな2泊3日だった。つまりとても楽しい。ありがたい。




松山慈祐宮。


観光らしい観光といえば、初日に行った松山慈祐宮くらい。パワースポットらしい。日本語の上手なおばあちゃんや、お祈り中のお兄さん、観光中のお兄さんなどいろんな人に助けられながら堪能した。都会のど真ん中に急にあるパワースポット。美しかったし、台湾にいつもある安定の優しさを受け取った。


台北流行音楽中心(Taipei Music Center)。


あとは買い、食べ、歩き、乗り、買い、食べ…の繰り返し。日系ホテルに泊まったので、帰れば日本語で迎えてもらえ、大浴場でお風呂にもつかれて極楽すぎた。メインのPerfumeのライブも最高だった。何より台湾ファンの企画力や暖かさに感動するなど。目の前で喜びまくる台湾ファンのカップル(踊りまくっていた)を見て、「よかったね…」となぜかこちらが泣きそうになってしまったくらい(笑)。


次の国へ。


いつも人が優しい、と感じさせてもらえる台湾。言葉の壁が低いおかげかもしれないけれど、たぶんそれだけでもない。フレンドリーさというか、自然な感じというか。ともかくいつも「また来たい」と思うし、自然と「また来るだろうな」と思える不思議な国だ。



アーカイブはこちら

Tag

Writer

  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。