Between the waves #117
暇って大事
Contributed by Miki Takatori
Trip / 2024.08.19
#117
先週は怪我のせいで海水に浸かることが出来ず、1週間以上サーフィンをしない日々が続いた。
みんなからサーフィンしてない時、何してるの? と聞かれるほど、いつもサーフィンしかしてないから有り余る朝の時間をどう過ごしたらいいかわからなかった。
とりあえず部屋の前のガーデンに大量に落ちているプルメリアの花を拾って、花飾りを作ってみた。あとは貝殻からキーチェーンやネックレスを作ったり。
「暇な時間があることって素晴らしいことじゃん! だって同い年の友達なんてみんな朝から仕事に行ったり、家事や子育てで忙しかったり……。1日の半日をクリエイティブに過ごせる時間を持っている人なんてそんなにいないよ」とキャッチアップした友達に慰めてもらった。
そう考えると、朝からアラームをつけて起きる必要もなく、太陽を浴びながらこんなことが出来る生活があることに感謝出来た。だけどやっぱりサーフィンしないと体も心も干からびる状態(笑)。
8日ぶりに戻った日は、波が最高によかったわけでもないけど3時間たっぷり楽しんだ。
日曜日は海で会ういつものメンバーと、1日中崖の上から波をチェックしながら人が少ないタイミングを見計らって3セッションした。
最近日本を訪れていたプロサーファーたちと思いがけず仲良くなり、一緒にビールを飲んでsurf villaでハングアウト。いらなくなったサーフボードからアートを作るオーストラリア出身のアーティスト、Dion Agiusにも出会い、来週あるエキシビジョンの作成過程をヴィラで見させてもらったり。とにかく面白い人たちに囲まれて充実した週末になった。
日本のwave poolコンプ “Stab high”で優勝したEithan Osborn、「Hey! Nice to meet you」って行った時は誰か気づかなかったけど彼のサーフィンを見たら一瞬でわかった
今日もバリは100点満点
Miki
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Miki Takatori
1996年福岡生まれ。旅のマストアイテムであるサーフボード、ビキニ、ウクレレをスーツケースに入れ海沿いの街を旅する。現在はオーストラリア人パートナーとバリの小さなサーフタウンに住みフリーランス通訳・翻訳・ライターとして生活している。サンセット、サーフィン後のお昼寝、抹茶をこよなく愛する。