To Me, Somewhere in the World #138
バンコク7days
Contributed by Yoko
Trip / 2024.07.17
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。
#138
Perfumeのアジアツアーを追いかけて、台北からバンコクへ。
ライブが行われたビルにある、トーキョーハイボール。
2週連続の海外ライブ。もちろん一度日本へ戻ることもできたが、東京と長野をさらに往復することを考えれば答えは一択。
本当はパタヤやチェンマイなど他の都市を挟もうとも思ったのだが、結局バンコクの長期滞在で落ち着いた。ホテルは変えつつ、現地に住んでいる友人と会いつつ、途中で友人と再合流しつつ、ゆるやかな7日間を過ごした。
伊勢 ISE Sukhumvit39. 海外とは信じられないラインナップ(笑)。
旅では食を含め現地でしかできない体験をしたいと思う派だが、複数回訪れている場所になるとその神話の絶対性は少し崩れる。特に観光はせず、出かけもせず、タイ料理ではなく日本食を食べる(バンコクでは何でも手に入る)。それはそれで楽しいので、旅の仕方に絶対なんてないなと思う。
夜のスクンビット。
旅の醍醐味も人それぞれ。現地のものを「体験だ」と思って食べるも食べないも、お土産を買うも買わないも自由だ。
そんなやり取りで揉めるところを切り取った旅ロケのテレビ番組を最近ちらっと見たが、多様性の時代、旅の楽しみ方すら多様化していいんだよなと思った。各人の楽しみ方の違いによる噛み合わなさを、批判的に見るのではなく。それでいいのだと。
ターミナル21の大戸屋。
つまりは大戸屋で食べたうどんはとても美味しかった(笑)。出汁が染みる。
でも米を求めて入ったセブンイレブンでは、おにぎりの具がどれもサーモンかつ味の濃いものばかりだったのは拍子抜け。現地ではそれが好まれているのだろう。近くのマックスバリュ(タイの)や日本人向けスーパーでは、ばっちり梅やおかかのおにぎりも販売されていた。もうここで生きていける(笑)。
アイコンサイアム。
ホテルでのんびりしたり、いつも通りバイタクに乗ったり、タイ料理を食べたり、日本食を食べたり、ショッピングセンターを歩いたり。
7月のバンコクは、前回来た2月の気候に比べると信じられないくらい過ごしやすくて、快適で、少し長すぎるかなと思うくらいゆっくりしてもちょうどよかった。バンコクで快適な日々を過ごしてから日本に帰って来て、もうまた出かけたくなっているくらいには。
アジアツアー!
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Yoko
長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。