涼しい東南アジアの時代

To Me, Somewhere in the World #139

涼しい東南アジアの時代

Contributed by Yoko

Trip / 2024.07.24

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#139


日本は暑すぎる。冬は寒い長野だが、夏はそこそこ暑い。とはいえ東京ほどではない。東京ではちょっと外を歩くだけで、吹く風は熱波。すっかり暑さにやられてしまった。そんな日は室内にいるに限る。でも、ちょっと沖縄に行きたい気持ち。絶対暑いな、だがしかし。




お祭り好きなの?


振り返れば最近で一番涼しかったのはバンコク。昼間はほとんど外へ出かけず、快適なホテルライフをしていたのだから当然といえば当然であるが、外へ出たところで、吹いていく風は心地よい凪のような温度だった。






ガパオ・ラブ。


夜、フードコートの注文方法に四苦八苦しながら食べたガパオに歯の詰め物を取られたけれど(帰国してからはめ直した)、そんなことはたいしたことない。ちゃんと辛いガパオ。優しいおじちゃんシェフが作ってくれた。パッタイも好きだけれど、ガパオ・ガイがあれば私は満足。


マックスバリュあるんだ。



その隣のLet’s Relax Spa.


スーパーに寄ったり、マッサージを受けたり、友人おすすめのレストランで食事をしたり、とんでもなく美味しい朝ごはんを食べたり、プールサイドで寝落ちしたり。室内では仕事もしつつ、好きな時間に街を歩いて、好きな場所に行き、なんて自由きままなんだろうと思った。自由は満たされる。本当に。いろんなものと引き換えても、何をしたって許される自由が本当に好き。何にもないなあ、と思うことも多いけれど、何にもなければ、何だってできるし、何にだってなれる。


Prime Burger Sukhumvit.



El Mercado Calle @Soi 35.


帰国して、長野での丁寧な(?)暮らしもはや1週間目。もうどこか行きたい。でも、本当に暑いから…涼しい東南アジア、どこかにないかなあ、なんて。長野も菅平や軽井沢は涼しいらしい。標高が高いから。北海道もいいけれど、だいぶちょっと新鮮味はないのである。ひとまず、楽しく涼やかに生きる術を身につけようと思う。



アーカイブはこちら

Tag

Writer

  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。