ただいま! ヘルシンキ

Que Será, Será #24

ただいま! ヘルシンキ

Contributed by Sara

Trip / 2024.09.17

『旅が私を変えてくれた』
バックパッカー、1人旅、そして留学。現地に足を運んだからこそ見えてきた、それぞれの国でのそれぞれの暮らしかた。「なるようになる!」をモットーに旅をし続ける大学生saraさんの、「旅の記憶」をシェア。


#24


スウェーデン留学をスタートさせて1ヶ月が経った頃、フィンランドの首都ヘルシンキに1人旅をした。
1泊2日のショートトリップだけど、国内を移動するみたいにとっても気軽に外国へ移動できるのはヨーロッパで暮らす特権だと思う。でもスウェーデンとフィンランドはそれぞれ国の言語を持っていて、通貨も違うからなんだか不思議でおもしろい。


朝一番の便に乗り込んだ


ヘルシンキは、私が北欧留学に憧れるきっかけをくれた場所。高校1年生の時、学校の研修でフィンランドに訪れた。そんな場所に5年ぶりに戻ってくることができた!
柔らかい色の建築、温かい間接照明でゆったり暮らす人々、国籍も性別も年齢も超えてお互いを尊重し合う社会のあり方......当時、どんなことも包み込むような雰囲気に魅せられたこと、今でも鮮明に覚えてる。


ヘルシンキ大聖堂




ヘルシンキ1食目はサーモンスープと決めていた。前回来た時にみんなで感動したフィンランド名物。5年前もお土産にサーモンスープの素を買い込んだことを思い出した。


毎日食べたい味


この1人旅の大きな目的は、5年前の研修で知り合ったフィンランド人の友人4人に再会すること! 彼女たちは研修で訪問した学校の生徒で、ずっと連絡を取り続けていた。当時は「また会いにくるね」と言いつつも、本当に再会できるとは思ってもみなかった。

中央駅で待ち合わせて、大きなグループハグをして再会を噛み締めた。大学の話をしたり、この5年間の変化を話したりしながら、彼女たちがいつも遊ぶルートでヘルシンキを案内してくれた。


行きつけのタイ料理を教えてくれた



大人気のmochiショップ。大福とタピオカが美味しかった


彼女たちのおすすめは全部アジア系。フィンランドっぽくなくてごめんねと笑っていたけど、昔からアジア文化に興味があった彼女たちを思い出してほっこりした。みんなの暮らしを感じられたこと、最高にうれしかった。

とにかくポジティブで、おしゃれが大好きで、みんな揃うとつい大声で会話がノンストップになって......5年経っても変わらず魅力的で、でも当時より色んなことを経験して強くなった彼女たちは美しくてキラキラしてた。
最後に駅前でこれでもかってくらい、たくさんセルフィーを撮った。私たちのこと忘れちゃダメだよ! って、みんなから袋いっぱいのフィンランドスナックをもらってバイバイした。


パンパンのお菓子たち


時間も国も超えて再会できる友達がいることは、本当に幸せなこと。彼女たちみたいにハッピーオーラを纏って、強くて優しい人でいようと決めた。そんな存在に出会えたこの街はやっぱり大切な場所だと実感した。




ヘルシンキ編つづく、またね!



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