To Me, Somewhere in the World #149
見知らぬタワマンとか
Contributed by Yoko
Trip / 2024.10.02
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。
#149
長らく滞在した道東に別れを告げ、札幌へ。
シャケ。
数日滞在したあと、エスコンフィールドで友人と合流する。1年振り2度目の球場は、引き続き物珍しく、中は綺麗で、食事どころは大行列ばかりだった。それでも1階、2階、3階とフロアを上がっていくと、人が少なくなって驚いた。
いくら〜!!
早めの夜ご飯は、久しぶりのつっこ飯。はちきょうのこぼれるいくら、ノリのいいお兄さん、温和なお客さんたち。観光客みたい、いやもう立派な観光客か。と流れる時のはやさを改めて実感する。
ザ・みそラーメン、久しぶりに食べた。
この日は思いがけず、選手の引退試合に立ち会うことに。最後のセレモニーの締めまで見て、しんみりしたら、行きたい締めパフェのお店に行けなかった…(笑)。代わりに深夜のすすきのを徘徊して、みそラーメンを食べるという信じられない活動をする。今回はかなり胃腸には働いてもらった。美味しいものが多すぎるので仕方ない。
傾斜がヤバすぎる。
OMOに泊まり、次の日は朝から車で円山方面へ。理由不明の渋滞に巻き込まれながらも、たどりついた久しぶりの大倉山はとても天気がよかった。相変わらず恐ろしい傾斜を駆け上がるリフト、晴れていれば最高な頂上からの景色も良好。
選手目線。怖すぎる。
大倉山くらい高いところに来ないと見えない、見知らぬタワマンが増えていることに驚く。中心部の開発具合は肌で実感していたものの、住宅街の様子までは、少し滞在したくらいではわからない。続々と参入する外資系ホテル、大手スーパーの撤退&参入に加え、タワマンの増設にも、地元の変化を感じるなどするのであった。街は変わる。個人的には、福岡に近づいて来た気がする。
なんちゃってジャンパー。
大倉山では、思いがけずオリンピックミュージアムがとても面白かった。さまざまなウィンタースポーツを体験できるコーナーが豊富で、スケートの低い姿勢を取りながら左右に体を動かしたり、映像に合わせてボブスレーを左右に倒してみたり、スキージャンプを飛んでいるような体験ができたり。楽しいが、もちろんもれなく筋肉痛もついて来るので要注意。
クロックのカレー、大好き。
旧・劇団四季の劇場の中身そのままだった。
円山まで来たので、日本一好きなルーカレーを久しぶりにいただき、中心部に戻って、一番の目的である推し活。その後はカフェで休憩したり、お土産を買ったりして、少し早めに空港へ向かったつもりが、バタバタとすぐにフライトの時間に。それでも、いつもの豚丼を食べられたし、久しぶりに空港温泉にも入れたので大満足。
オータムフェスト中の大通公園。
札幌っていい街かも、と久しぶりに思ったタイミングで同級生たちとの再会の場があった。それぞれの場所での暮らしぶりを聞きながら、改めて、今暮らす街の意味や魅力を発見しようと思った。
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Yoko
長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。