Beginning of my new Life #41
SanFrancisco!
Contributed by Asuka Naka
Trip / 2024.11.27
番外編として高校生の頃に訪れたアメリカでの交換留学の様子をお届け中。
ロサンゼルスから数時間バスに乗ってサンフランシスコへ向かう。
サンフランシスコは思ったよりも遠かった。やっぱりでかいアメリカ。
そしてバスの中はとても楽しい。一緒にツアーに同行してくれるスタッフの人たちは、DJかのように音楽をかけてくれるし、その音楽に合わせてみんなが歌うから、車内が盛り上がるのだ。それとミーンガールズやフォレスト・ガンプなどの代表的なアメリカの映画も鑑賞する。この時にみんなで楽しんだ音楽や映画は、いまだに聴いたり観たりしているし、その瞬間はアメリカでの日々を思い返すことができ、同時に初心にも返れる、私にとって良い機会なのだ。
車内で盛り上がっていればどこから来たのかなど関係なく高校生同士、世界中からアメリカに集まってきた交換留学生同士、みんな仲良くなっていた。こうやって友情関係を築くのが難しくなったのはいつからだろうか。目の前の人間の肩書きを気にするようになったのはいつからだろう。高校生の私たちの肩書きは「高校生」それだけ。しかし年数が経てば、職業やらリレーションシップやらを気にし出す。
高校生の頃みたいに、肩書きではなく目の前の人と気が合うか合わないかで人間関係を育みたい。信頼、尊敬、思い合いなど難しい単語が対人関係に絡んできたのはいつからだろう。この頃、私は人間関係を築くことに難しさを感じている。そして若さに敵うものはやはりないなと思わされる。私たちは常に老いていっている。そうは言っても、老いを止めること、時間を止めることは不可能なので、きっと今を最大限に活かすしかないのだろう。
何はともあれ、サンフランシスコに着いた私たち。
驚くことに気候が変わった。少し肌寒い。これだけ北へ車で走れば当たり前だけど、やっぱり驚いた。アメリカでは一つの州が一つの国のように大きいから、気候も変わって当たり前なのだ。
サンフランシスコに着くと、まずチャイニーズタウンに向かった。アメリカで中華料理を食べられるなんて! とても嬉しかった。やはりアジア人としてアジアン料理は落ち着く。もちろんタピオカも飲んだ。腹ごしらえをして、観光地を巡る。下調べも何もしていない私はそこの場所が何で有名なのかも分からずに、とりあえず連れて行かれるがままに観光をした。そしてパシャリと写真をとりあえず撮った。数年後にふと観るアメリカン映画に確かに映るこの場所たち。やはり有名な場所なのか、と改めて理解する。
アーカイブはこちら
Travelling is my Life 過去の記事はこちら
Tag
Writer
-
Asuka Naka
湘南出身、イギリス在住。アメリカ高校留学を経験し、イギリスの大学に進学。高校生から旅人デビュー。現在はヨーロッパを拠点に旅する真面目大学生。海外生活、旅をトピックにシェア。