立ち並ぶビルの垂直感 – 香港

To Me, Somewhere in the World #160

立ち並ぶビルの垂直感 – 香港

Contributed by Yoko

Trip / 2024.12.18

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#160


久しぶりに香港へ。香港と言えば圧巻のビル郡。都会の隙間に存在するコマのような錯覚に陥るほどには、高層ビルがとても多い。近隣のアジアと比べても、圧倒的な都会感がある。


香港エアポートエクスプレス。


さすがハブ空港、ランディングしてから出るまでの距離と時間の長さたるや。ただ移動して到着しただけなのに、友人と合流してから空港を出るまでに1時間以上はかかっただろうか。中心部までは快速電車で30分程度だが、乗り継ぎに四苦八苦して、ホテルに辿り着くころにはへとへとに。


ティム・ホー・ワンにて。


途中で飲茶を食べて空腹は満たしたけれど、それでもドッと疲れを感じた。


香港、夜。


慣れない土地の移動は大変であるが、久しぶりに香港ならではのスリムなトラムにも乗って、電車好きのごとくしっかりワクワクもした。トラムのこの不思議なワクワク感は説明できない。二階建てのオープントップバスを日常化した乗り物のような。




ザ・ペニンシュラ香港。


荷物を置いたらホテルを出て、一向に来ないバスを小一時間ほど待ち、橋を渡って尖沙咀へ。ペニンシュラのブティックに直行し、買い物をしたあとは、中からも外からもクリスマスのキラキラを堪能した。DIORの装飾がまぶしい。


bakehouseのエッグタルトが一番美味しかった。


チョンキンマンションで両替をして、電車とトラムを乗り継いで帰路に。コンビニで夜食を買い、晩酌をする。ほぼ移動しただけの移動日であるが、なかなか充実した香港1dayだった。




青い船でマカオへ。


翌日はフェリーターミナルからマカオへ。香港同様こちらも久しぶりのマカオ、出国うんぬんの流れはさっぱり忘れてしまったが、気づいたらマカオにインしていた。1時間程度の船は揺れが心配だったが、出発と共にしっかり寝て、それほど影響なく辿り着けて安心。


クリスマス。


ちなみに帰りのマカオから香港へはバスを利用したのだが、それも快適な移動だった。ただ、「この橋が落ちたら…」と思わず考えてしまうほど橋が長いので、メンタルに注意である。

ともかく、冬の香港・マカオは暑すぎず寒すぎず(夜はそこそこ冷える)、なかなかよかった。



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  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。