Hanging out with my new friends

Beginning of my new Life #54

Hanging out with my new friends

Contributed by Asuka Naka

Trip / 2025.03.21

『とにかく旅をするのが好き!』高校生の時に初めて訪れたインドがトラベラーへのきっかけだった。多くの国を旅する好奇心旺盛な彼女だからこそ感じる面白さと発見。出会いと出来事を振り返りながら綴るAsuka Nakaさんの旅日記。

番外編として高校生の頃に訪れたアメリカでの交換留学の様子をお届け中。



留学生の帰国前の時期はアメリカ人学生にとっての夏休みである。そんな時期一緒に遊びに行こうと何人かが声をかけてくれた。数学のクラスが一緒だったエンジェルとはローラースケートのできるアミューズメントパークに行った。2人とも特にスケートが得意というわけでもなくペンギン歩きのように滑りながら楽しんだ。初めて遊びに出かけるのに、これで会えるのも最後かもしれないと思うと切なかった。だから一緒にいれる時間を大切に遊んだ。





そして次の日にはバンドクラスが一緒だったジョアーナと遊んだ。彼女は学校で一番初めに声をかけてくれた、とても明るい人気者だ。そんな子が私を誘ってくれたのが嬉しくて仕方がなかった。彼女の家に遊びに行くと、彼女の両親と妹が大歓迎してくれた。お母さんはパキスタン人でお父さんはアメリカ人だった。とても楽しくて、ご飯も一緒に食べようよと言って、晩御飯も振舞ってくれた。そしてデザートにアイスクリームを食べに行ってお家まで送ってくれた。家族みんながフレンドリーで優しかった。あぁこの家族で育ったからこんな素敵な子になったのかと納得がいった。ジョアーナのパパがネックレスを手作りしてくれた。それはASUKAというスペルの形のネックレスだった。世界で一つだけのネックレスを手にして、一つの大切な思い出として貰えてとても嬉しかった。そしてジョアーナの両親は私たちもホストファミリーになることに興味があるのと色々と尋ねてくれた。数年後ノースカロライナに戻った時、彼女たちの家を訪ねると、どうやら一年間本当に中国からの留学生を受け入れていたらしい。私はなんだかきっかけになれた気がしてとても喜ばしかった。言葉で言うことは簡単だが実行することはそう簡単ではない。有言実行とはこういうことだなと感じながら私もやる気をもらえた。ジョアーナはその後本を出版していた。もちろん私もそれを手に入れた。彼女の家庭は、まさにアメリカンな家庭で私はこの一家が大好きである。高校生で本を出すなんて、そんなかっこいいことがあるだろうか。その本は私たちの通っていた高校にも飾られていた。私も負けていられないなとやる気をもらえる最高の友人だ。







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