徳島行くなら高松行こう

To Me, Somewhere in the World #166

徳島行くなら高松行こう

Contributed by Yoko

Trip / 2025.01.29

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#166


ちょっと何言ってるかわかんない、となるかもしれないけれど、せっかく四国へ行くので高松から入って徳島へ行ってみた。




あたたかい。


高松にインして空港ですぐ向かったのは、「だしの出る蛇口」。コンパクトだけれどエンターテイメントあふれる空港の、ショップの脇に静かにあった。この蛇口は捻ると徐々にエンジンのかかる仕様…のようで、開くとゆっくり暖かいだしが出てきた。美味しかった。愛媛のみかんジュースもぜひ経験したい。


植田うどん。



大都会。


すぐに市内へ出て、当初の目的であるうどん屋さんへ。香川と言えばうどん。朝からやっているお店が意外と少なかったので、あまたの名店の中から特定の一店を目指した。大都会、高松で現金払いの日常使いできそうなお店。午前中からいただくうどんは身に染みた。きっとどこでも美味しいうどん。ちょっと甘めで美味しかった。


かっこいい特急。



徳島駅。


用が済んだら徳島へ。特急だとほんの少しの時間で着いてしまう隣の県。とはいえ長野から夜行バスでの移動、そのまま早朝フライトに飛び乗っていたので、ここではすっかり寝入ってしまった。そんなこんなで一瞬で着いた徳島駅、こちらもまた駅から外へ出れば大都会なのであった。個人的に、長野以外の街は全て都会に見えるので不思議である。


鳥ぼん。



眉山公園。


徳島には推し活で。Perfumeのライブに2days参戦する間に、地元の方おすすめの美味しい鳥料理屋さんに行ったり、展望台や大塚国際美術館に行ったりも。




大塚国際美術館。


初めての大塚国際美術館は広すぎて、内部で待ち合わせ予定だった友人とは「出会えたら一緒に見よう」と言ったものの、ランチをするまで出会えなかった。地下から上へ徐々に上がっていく方式なのだが、上に行けば行くほど人が少なくなっていって面白かった(疲れて離脱?)。だがしかし、1番上のフロアでは、近代絵画を背に、思わず寝入ってしまった。一人用のアートなチェアに、体をすっぽり包み込んでもらいながら。


空港でラーメン。


夕方のライブ終わりは猛ダッシュで空港へ。締めに半ラーメンを食べて、お土産を物色して。帰りは飛行機でも寝てしまい一瞬で東京に着き、またすぐに新宿から長野へ。夜行バスから夜行バス、一人1泊4日をした結果、ちゃんとそれなりに疲労はあったが、何とか完遂したのであった。大満足な週末。

最後、まだ夜も明けぬ暗い朝方、家に着くまでの間に、スーツケースを引っ張る若い女子とすれ違い(こちらはリュック)、何とも言えないシンパシーを感じた。いってらっしゃい。


秋葉原と違って人っこ一人いない長野駅。




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  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。