
Que Será, Será #33
はじめまして、パリ! その1
Contributed by Sara
Trip / 2025.02.25
バックパッカー、1人旅、そして留学。現地に足を運んだからこそ見えてきた、それぞれの国でのそれぞれの暮らしかた。「なるようになる!」をモットーに旅をし続ける大学生saraさんの、「旅の記憶」をシェア。
#33
2024年1発目の旅先は、フランスだった。スペイン留学中の高校の友達とパリで合流・再会して、リヨンに向かって大学の友達のお家を訪ねるスケジュール。同じタイミングでヨーロッパ留学をしている友人とまた別の国で会えること、何度過ごしてもほんとうに特別で幸せな時間だと思う。
そんな初めてのフランス旅、パリからスタート!
きっと世界中のたくさんの人がそうであるように、私にとってもパリは憧れの街。このContainerでもたくさんの方がパリを旅して、そこでの時間を美しく、楽しく、かわいく残していたことにも、ずっとずっとインスパイアされていた。だからパリで過ごす時間をとっても楽しみにしていた。
スペインから合流する友達とは、オペラ座の前で待ち合わせ。彼女と留学中に合流するのはこれで3回目だけれど、いつも贅沢な待ち合わせをしていると思う。

ここにいるよ! って送るために撮った写真。後ろにオペラ座
無事に合流して、オペラ座の真正面であけましておめでとう、の挨拶をした。お互いに早朝便で到着した私たちは、ぺこぺこなお腹を満たすためのレストランを探した。
選んだのは、友達が前回来て気に入ったと教えてくれたレストラン。その時は20時間ほどのトランジットだったらしく、今回こうしてゆっくり過ごせることを喜んでいて、なんだか私まで嬉しかった。

お昼からエスカルゴとワインで乾杯した
それからしばらく街を歩いた。年始ということもあって街中どこを歩いても、世界中からの観光客で大混雑。でもみんなどこか誇らしげに歩いている気がした。
初日の夜ごはんは、お散歩中に見つけたレストラン。ラグジュアリーでキラキラの照明が続く中心地から少し路地裏に入ると、地元の人たちが集まるエリアに辿り着けた。
間接照明のリラックスできる雰囲気のお店に入っただけで、昼間の疲れが癒された気がした。大きいお肉のプレートを2つ頼んで半分こ。赤ワインも忘れずオーダーした。お互い会えていなかった分だけ出来事をキャッチアップしたり、明日以降の予定を考えたりしながら、贅沢すぎるパリ初日のディナーを楽しんだ。

翌朝私たちには大きなミッションがあった。それは、さいこうに美味しいクロワッサンで1日を始めること。数えきれないほどあるパリの名店の中からお店を決めるのは難しかったけれど、なんとか候補を決めて、朝一番にエアビーを出発した!

大行列

待っている間に限定のマロンパイの試食をゲットできた、嬉しいサプライズ
2時間以上並んで、ようやくお店の中に入ることができた! クロワッサンとパンオショコラを1つずつ、それに夜食用にマンゴータルトもゲットした。

2時間以上並んでようやく目の前に……!

キラキラしてる
今までの人生でいちばんサクサクで、美しいクロワッサンだった。行列の中でも、たくさんの言語が聞こえてきて、パリのパンも、このお店も、世界中から愛されていることを感じた瞬間だった。国際寮でよくケーキを作ってくれたパリ出身の友人が、「甘い物を食べる人は全員幸せそうな顔をするよね」って言っていたけれど、このお店に並んでいる人も、お店から出てきた人も、みんな同じように幸せそうな顔をしてた。やっぱり美味しいものには、みんなをハッピーにする大きなパワーがあると思う。

この日の夜、エッフェル塔のシャンパンフラッシュも見れた
おいしいごはんとハッピーな時間で始まった憧れのパリ旅、まだまだ続く!
またね!
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Sara
東京で暮らす22歳の大学生。バックパッカー、1人旅、スウェーデン留学…どんな場所にいても「なるようになる!」と信じて強くてハッピーな気持ちで旅を続けている。旅雑誌の編集経験もあり、一眼レフやフィルムカメラも大好き。異国のごはんを食べることも大好き。









































































































































