
Vive les vacances ! ~Time to spare Heart to spare~ #39
Galentine’s Party!
Contributed by Mizuki
Trip / 2025.03.05
バカンスを生きがいにし、「暮らし」や「人生」に豊かさを求めるフランス人の生活を表す言葉。そんなフランスに留学中の大学生Mizukiさんが、現地から仕事やお金に執着せず、日々の生活をどう楽しむか、豊かな暮らしを送るヒントをシェア。
#39
2023年2月
ニューイヤーのお祭りムードが落ち着いたところで、次にやってくるイベントと言えばバレンタインデー。フランス語では “La Saint-Valentin” =ラ・サンヴァロンタンと呼ばれる。愛の国フランスではどのように過ごされるのか?♡
日本では女性から好意のある男性または恋人に「チョコレート」を贈る日として浸透しているバレンタインデー。友人同士や会社の同僚同士でチョコレートを渡し合う友チョコや義理チョコ文化も一般化して来ている。しかしフランス人からするとそれは商業化されたものに過ぎない。元はと言えば主に西洋のキリスト教文化圏で祝われる祝日で、フランスでも主流なイベント。恋人同士で過ごす日とされていて、男性から女性に贈り物をしたり、ディナーに連れて行くのが定番。愛の象徴である真っ赤な薔薇が人気なようで、バレンタインデー当日の学校は薔薇を片手に歩くカップルの可愛らしい姿が見られた。羨ましい……。
当日の私はというと、花の収穫はゼロ。ごく普通の日常を過ごしていた(笑)。実は高校で初めてフランスに留学した時からバレンタインデーに花をもらうことが目標? というか、ちょっとした憧れだった。
でも、ディナーの予定はないし、でも、バレンタインのお祝いはしたいし……
という私のわがままで決まったのが
Galentine’s party(ギャレンタインパーティー)
クラスのガールズ達を呼んで女子同士でかわいいバレンタインを過ごそうと。
ギャレンタインとは「GAL(ギャル=女友達)」と「バレンタイン」を掛け合わせた言葉で、あるアメリカ映画の中で描かれていたのがきっかけで広まったらしい。私も友達に教えてもらい初めて知った。
どうせやるならハートで埋め尽くそう! ということで、ハートクッキーやハート型のピザを作ることに。




意外と上手くできたんじゃない?!

形は違えど「愛」に溢れたバレンタインを過ごせたのであった。
Joyeuse Saint Valentine!
(ハッピーバレンタイン)
À bientôt!
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Mizuki
東京の大学に通う21歳。純ジャパフレンチガール。生まれも育ちも日本、フランス語経験もゼロだったが、16歳でフランスへ留学。大学生となった今、再びフランスに留学中。慌ただしい日本の生活とは異なり、時間がゆったり流れる「バカンス大国」=フランスならではのライフスタイル、人生の楽しみ方、について留学体験と共に発信中。趣味は食べること、ダンス、ボクササイズ、ワイン(詳しくなりたい)。









































































































































