多国籍な都会ステイで

To Me, Somewhere in the World #169

多国籍な都会ステイで

Contributed by Yoko

Trip / 2025.02.19

『“今”の心地よさを一番大切に』
未知なモノすべて知らないことを知りたい、自分に忠実に生きるフリーランスのWebライター・編集者Yokoさん。旅の話をリアルタイムで、時に振り返りながらつづる旅連載。


#169


大阪に2泊、東京に4泊。完全に都会ステイ。


伊丹空港にて。


目的を持って会いに行った人以外で触れ合った人や見かけた人、店員さんや街を行き交う人たちは、多国籍な人々が目についた。そういうところで環境の変化を感じる今日この頃。冬の時期の長野も、なかなか「自分が外国人?」と思うほどにはウィンタースポーツを楽しむ外国人で溢れているが、都会のそれはなかなか考えさせられるほど各所にある。


タマゴのイザカヤ・Atama.



オフ会にも参加。ファンってすごい。


大阪へは人に会いに。東京は推し活(Perfume)。お気に入りのお店は全国各地にあるので、行きたいところは行きたいときに行く。

東京に住んでいたころは、「近場こそ遠い」が顕著で、身近に足繁く通うような店はなかった。今は長野にもそういう店があるし、全国にお気に入りのお店や宿がある。

でも思えばこれも、コロナ禍以降の話な気がする。今までも、気に入った商品を買い続けたり、食べ続けたりするようなことはあっても、場所との出会いの中ではそういったことがなかった。


これ美味しかった。


今は、場所や環境については、居心地の良い場所をより大切にするようになったと思う。年齢を重ね、コロナ禍を経て「無理に関係性を続ける必要はない(∵必要な出会いであればまた巡り会える)」とより一層思うようになり、人同士の関係性は無理に継続しなくなったが。

その場所自体が好きなので、もちろんそこにいる人も込みの意味ではあるが、人については「会えたら嬉しいな」くらいの気軽な気持ちで行くわけである。今庄とか。釧路とか。沖縄とか。


お店の名物!


さて、人に会うということはよくご飯を食べるということだ。韓国料理を食べ、お酒を飲み、中華を食べ、などなど。

コミュ力の差はあれど、やはり大人数よりも少人数のほうが深い話ができる。気づかなかった共通点を見つけたり、知っている共通点であらためて盛り上がったり。

一人でいては味わえない楽しさが、やはり人と出会ったり話をしたりすることにあるのだなと改めて思った。


おねだりして買ってきてもらったおやつ(笑)。


長野に帰れば雪。最近、帰る前の日に「大雪予定」のニュースが流れてほとほと真顔になる。しかしまだまだ冬なので仕方がない。そろそろ3月だが…雪国はまだまだ冷え込むであろう。

ということで推し活の合間に、南国にでも行こうと思う。年中過ごしやすい場所を、永遠に今年も探し続けているゆえに。


大阪の北側から。


今日も生き延びた。私もあなたも。それだけでいいし、それがいい。


この日はバレンタイン。




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  • Yoko

    長野在住、北海道出身。世界一周予定が新型コロナウイルスの影響で中止に。東京から葉山、長野へと拠点を移しつつ、国内外を自由に旅している。レバンガ北海道(#11)とアイスが好き。フリーランスのWebライター・編集者。