Interview: Kara Maisch

art has no borders #4 / NO BORDERS!

Interview: Kara Maisch

Photo: Mina Soma
Text: Akemi Kan

By / 2021.08.23




言葉ではなく、作品を通して語りかけるアート。世界中さまざまな場所に
アーティストはいるけど、そこに国境は関係ない。
アート・ハズ・ノーボーダーズ。
私たちが世界を旅して出会ったアーティストたちを紹介します。



自然とともに生き、描く。アラスカの注目のアーティスト。





広がる大地の先に聳える山々。そして氷と雪に包まれた幻想的な冬の世界。アラスカだから見ることができる雄大な自然を愛し、その魅力をキャンバスに表現する女性アーティストのクラ・メイシュ。彼女は、北にブルックス山脈、南にアラスカのフェアバンクスで生まれ、豊かな森に囲まれた郊外で育った。冬の平均最低気温はマイナス27℃と、かなり寒い街で暮らす彼女は、多くのローカルたちと同じく、幼い頃からスキーが大好き。裏山での気軽な滑りから、数日かけるバックカントリーまで、なんでもこなすアクティブガールだ。
「アラスカの山々は他の国よりワイルドだし、同時に自分が育ったところなので懐かしい気持ちもあるわ。しかも広大なアラスカでは、山へ行くとひとりきり。その環境もとても好き!」。



時間ごとに移り変わる風景や自然のダイナミックさを大切にするクララは、被写体となる山には特設訪れ、その場で絵を描く。以前は版画やネイティブデザインなどを手がけていたが、数年前からすっかり山の虜になったそうだ。「キャンバスを背負ってスキーに出かけることも多いの。冬山はスキルがないと登るのが難しいけど、そろそろ中腹で絵も描けそう。また違った山の魅力を表現できるはず。そのためにロッククライミングやジム、愛犬とのスケートボードで体を鍛えているの」。





つい最近完成したばかりの自宅兼スタジオは、なんと自身の手作り。庭の木々を自分で切って乾燥させるなど、かなり本格的なDIYで仕上げた。「スタジオができて作業がはかどってる。今年の12月には、たくさんの作品を発表する予定よ」。







profile
アラスカ・フェアバンクス生まれ。幼少期から絵を描くことが好きで、アラスカ大学の美術家へ入学。現在はアラスカの山をテーマとした作品が中心。ワシントン州で個展を開くなど、発表の場を増やしている。彼女の作品はインスタグラム(@klaramaisch)でチェックを。
klaramaisch.com

anna magazine vol.12より転載

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